2023年は、転職活動から始まった1年だった。いろんな会社のお話を聞かせてもらって、とてもありがたかった。
それから、たかさんと一緒にテストの本を書いて、その執筆活動を通してたくさんのことを和田さんや森田さん(編集の方)から学んだ。
転職活動としては、とても悩んで最終的にはカケハシに入ることに決めた。
カケハシでは、ゆのんさんと、すごく思いの強いPdMと、すごくスキルの高いエンジニアと、僕、の4人で新規プロダクトを立ち上げて、気づいたら子どもたちの夏休みも終わっていた。
仕事が終わったあとの夜も、土日祝も、本を読んだり手を動かしたりして勉強をしていた自分に対して、何も言わずに支えてくれた家族にとても感謝している。
そのあと、スキルのこれまた高いエンジニア2人(おぎじゅんともう1人)が入ってくれて、いくおさんが入ってくれてゆのんさんからバトンタッチして、PdMも2人新しく入ってくれてこの2人がこれまた良くて、チームが新しくなった。
それからみんなで3ヶ月間やり方を模索して、いい形になっている。おかげで12月には1日に何回かリリースをするようなトランクベースの開発をできて、毎日わいわいモブプロをしている。
今日は、うちあげで東京に来て、昼に1年のふりかえりをして、夕方には仕事を納めて忘年会が始まって、楽しく過ごして、今は帰りの新幹線に乗ってる。山の手線が遅れててダッシュしたので、足がガッシュみたいにガクガクした。
そんな1年を通して、自分自身はエンジニアとしてとても成長できたなと思う。
これまでは、リードエンジニアとしてチームを引っ張って、チーム全体の方向を決めたり、コードレビューをしたり、後輩を育てたり、アジャイルな開発ができるように組織を強くしたり、そんな活動をしていた。
それはそれでとても楽しかったのだけど、どこかで、プレイヤーとしてコードを書くことで勝負したいな、という気持ちが出てきていた。それと、自分の発言力が思っているより強くなってしまっていて、発言に気をつけるようになっていたりもした。
でも、今年は会社としてアジャイルな開発に取り組んでいるカケハシに入って、対等なエンジニアと対等なPdMと対等なEMとチームを組めたので、その中のいちエンジニアとして、ユーザーに何を届けるかということに集中して議論やものづくりができて、とても良かった。
意見がぶつかることもよくあったけど、お互いの意見を尊重しながら、何がプロダクトにとっていいのかということを話せた。
EMも贅沢な1年だった。今年の前半はゆのんさんに身体を全部あずけて開発をしていたし、後半はいくおさんと一緒に色々なことを形にしてきた。
その考え方やスキルに全幅の信頼をおけるEMというのはなかなかいないので、とても貴重な経験をしていると感じている。その中で2人から学ぶこともたくさんあった。
2023年には先を見据えた仕込みをプロダクトにも開発チームにもたくさんしてきたので、それがうまくハマるかどうかはわからないけど、でも、2024年はそれがどうなるかを見られる年になると思っている。
いちばんいいのは、何事もなくスピードを落とさずに開発を続けられて、他のチームから「あのチームの開発は楽そうでいいな」と思われる状態かな。
チームとしては、自分たちのプロダクトに閉じずに、会社全体が目的達成のために前に進むのをスペシャルなチームとして支えたい。
そんなこんなで京都を過ぎた。明日からは、仕事のことを忘れて、RSGTの発表準備をするー!
今年もこんな自分に関わってくれたみなさんありがとう。みんなのおかげで、とてもいい1年だった!