PdMがアジャイルな開発のことを知っているのはとてもいいな

cba
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昨日、別の会社の人と話をしていて、あぁそうか、自分の環境がふつうになっていて忘れていたけど、全員がアジャイルな開発のことを知っているというのはとても大切なんだな、って再確認した。特にPdM(とその向こうにいるビジネスを見てる人たち)が知っているのは大きい。

いろいろまとめてかっこよくドーン!じゃなくて、仮説検証のためのいちばん小さなインクリメントは何か?を考えてくれる。「エンジニアとしてもっと小さくできる、や、逆に、これとこれは一緒にやったほうが実装しやすいなどありますか?」って聞いてくれる。

どれもこれも全部重要!ではなく、順番を決めてくれるし、やらないことを決めてくれる。

「リソース効率で見た目のスピードをあげるんじゃなくて、チームでフロー効率を重視しましょう!つまり、みなさんがモブプロをやっているのは、もっとやって!という気持ちです。私たちも参加できるときは参加します!」って言ってくれる。

僕がそんなPdMたちのことを好きなのは、エンジニアのためにそう言っているのではなく(それもあるけど)プロダクトのためにそう言っているから。

そんなPdMたちに対して、エンジニアたちも同じくらい「プロダクトをより良くしていきたい!」って考えているので「アジャイルな開発をやって満足!」ではなくて「アジャイルに仮説検証していくぞー!」で、みんな同じものを見ているのがよい。

そして、EMがいちばんアジャイルな開発に対して学んでいて知識と経験があるので、そんなチームを客観的に見て、エンジニアたちがより力を発揮できるように間を埋める・組織に対して働きかけるような動きをしてくれているのが、とてもよい。

全員がアジャイルな開発のことを知っているのは、とてもいいな。その中でも、エンジニアやEMが知っているのはよくあることだけど、PdMが知っているのは、とてもいいな。と再確認した。