Twitterでは、この言葉はあまりいい意味ではとらえられていないように思うけど、いまのチームのメンバーは、自分も含めてみんなフルスタックエンジニアだなと、僕は思っている。
フルスタックエンジニアって言っても、フロントエンド、バックエンド、インフラの全部がすごい、ってのは求めていない。
じゃあなんだっけー?ってチームで喋ってて納得したのは「何かしらその人の軸となる、スキルの高い領域があって、でも、その得意なところ以外の領域に飛び込んでいくことも厭わない」っての。たしかになーって思った。
お互いに得意な領域が違ってて、お互いに相手のことを「すごいなー」と思いつつ、チームとして必要なスキルを保持している感じ。だから、そのときやってるタスクの領域に詳しい人が、みんなを支えながら開発をしている。
その人以外のみんなも「ここは自分の得意なところじゃないから得意な人にまかせる」とかじゃなくて「なるほどー。これはあらたな勉強ネタをゲットしたー!」って言いながら、楽しんで手を動かしている。
僕の軸はバックエンドにあるけど、ここ何日間かはReactのアプリケーションの細かい挙動を改善していて、フロントエンドに強いメンバーに相談してアドバイスをもらいながら進めてる。楽しい。
フロントエンドの開発をやってる中でも、僕は自動テスト周りはわりと得意なので、React Testing LibraryとMSWでふるまいのテストを書いたり、Playwrightでe2eのテストを書いたり、そのへんは自分でごにょごにょ楽しんでる。「書いてくれたテスト、読みやすいですね」って言ってもらって喜んだ。
そんなわけで、Reactまわりをもう少し詳しくなりたいので勉強しようと思いつつ、フロントエンドの最新の情報や深い部分はそのフロントエンドに強い人が追いかけくれるのでそちらに任せて教えてもらうことにして、僕自身はFastifyやHonoやECSやGitHub Actionsを触ってみたりしてバックエンドの深堀りをしていこうかなと思っている。
そんな感じで、フルスタックエンジニアやってます。あと、フルサイクルエンジニアでもあるよ!