僕は感覚で動くところが多い。だから、EMのいくおさんと1on1で話をしながら質問をしてもらって、あぁそういうことだったのかと、自分で自分の考えに気づかせてもらうことが多い。タイトルの件もそのひとつ。
僕は、誰でもいつでも気にせずにバケーションを取れるチームがいいなと思っている。そのためには、誰かひとりしか知らない・できないことは減らしていきたい。
とは言うものの、メンバーを交換可能な存在にしたいというわけではない。それぞれのメンバーの得意なことを活かして、このメンバーでしかできないような動きをしていきたい。
え?そのふたつって矛盾してない?って感じがするんだけど、自分の中では矛盾していない。なんでだっけ?
高いレベルの土台のうえで、それぞれの個性を発揮するチームでありたいからだ。
シニアエンジニアとして高いレベルでチームとしての仕事をする。それを全員ができる。だから、誰かひとりがいなくてもチームとして高いレベルで仕事は前に進む。バケーションは取れる。
そして、その高いレベルの土台に、各メンバーがそれぞれの得意なことをさらに上乗せする。そうすることで、このメンバーだからこそできる動きが実現できる。
そういうチームにしていきたい。
新しいメンバーふたりが入ってくれてから、これまでの数ヶ月間は全員モビングを中心にして動いてきた。そのおかげで知識の共有ができて、チームの土台ができてきた。
だから今月からはチームとして、一歩前に進むことにした。
チームの中心の仕事を新メンバーふたりが倒しつつ、ひとりめちゃくちゃ動きの速い人を自由にして、その人がやるべきと思うことをどんどんやっていく。僕はその周りを支える。そういう形。
4人の時間はとても大切にしているので、モビングも引き続き実施している。でも、少しモビングの時間を減らして、別々に動けるようにしてみた。ふりかえりで進め方を改善しつつ、これから1〜2ヶ月はこんな動きをしていこうかなと思っている。
そうするとプロダクトは前に進みつつ改善もされる。そして、チームはいちだんと強くなると思っている。いちだんと強くなると、またチームのやり方は形を変えることになるだろうなと思っている。
って考えてるんだなって、質問されて喋りながら気づかせてもらった。ありがとう。
「最後にひとつ質問ですが、椎葉さんは支える動きをしてますけど、自分の思うままに自由に開発したい!ってならないんですか?」って聞いてくれた。いい人。
「いまの状態って、僕のやりたいことを全力で自由にやってる状態ですよ!」って返事をした。毎日楽しい。