仕事をしていてもプライベートでも、何かが気になるときってある。この部分をどうにかしたいなとか、ここどうなってるか気になるなとか。
そういうときに自分はいくつかの軸で、考えること・考えないことを分けてるっぽい。
ひとつの軸は、自分でどうにかできるものと、自分ではどうにもできないもの。自分でどうにかできるものなら考えて行動をしたいので頭の中の「考える箱」に入れる。自分ではどうにもできないものだったら考えてもしょうがないので「考えない箱」に入れる。
もうひとつは、時間の軸。今考えるべきものと、もう少し情報がそろうまで待ってから考えたいもの。前者は「考える箱」に入れる、後者は「考えない箱」に入れる。
決断もそれに少し似てて「今決断したほうがいいもの」と「できるだけ決断を遅らせたほうがいいもの」とがある。それも分けてる。
僕は、どうやら頭の中でそんな振り分けをしている。そして「考えない箱」に頭のリソースや時間を使わずに「考える箱」に集中するようにしている。
あと、優先順位もあるか。今はこれを考えるより、あれを考えることに集中すべき、っての。そういう場合も、優先順位が高くて今考えたいものを「考える箱」に入れて、その次でいいものは「考えない箱」に入れてる。
僕は頭の中がこんがらがりやすいタイプなので、そうしておかないと、今考えても何も変わらない問題を考え続けて何も変わらなくてもやもやする無限ループに入ってしまうから。
ただ、注意していることがある。それは「自分のその判断が間違えている可能性がある」ということ。それと「状況の変化によって振り分けを考え直す必要がある」ということ。
自分にはどうにもできないと思っていたけど、実は視点を変えると自分にできることがあるとか、新しい情報が入ってきたから、決断すべき時が来たとか。
なので「自分の判断は今この時点でも変わらないか?」ということを、定期的に考えるようにしている。そして「あ、今考えるべきだな」ってなったら「考える箱」にうつして考え始める。
そんな感じなのだけど、意識せずにやってるので「これはなんとなく今」「こっちは今じゃなくていい」みたいなことを感覚で言っていて「それはどうして?」って聞かれて初めて「はっ!ちょっと待ってね…考える…」みたいになったりする。
そんな風に、僕は頭の中の「考える箱」と「考えない箱」を使って「今考えること」を最小限にして集中できるようにしている。