シニアエンジニアとしては、PdMがこっちを向かなくてもいいようにしていたいという気持ちがある。
PdMが(このエンジニアはプロダクトのことよりも技術や自分の好み、現状への不満を元に動いているのではないか)と感じると『エンジニアにプロダクトのことを考えてもらうために』行動しないといけなくなる。こっちを見て話し始めてしまうのだ。
それって、もったいない。PdMにはプロダクトのことを見続けていて欲しい。
だから、自分の中で大切にしているのは「プロダクトのことを第一に考える」ということ。できればPdMよりも考えていたい。
できるだけ機能をはやく追加・改善してプロダクトを前に進めたいと自分も思っている、のだけどそのためには今少し時間を取って少しだけ先を見越した設計にしておいた方が良さそう、とか、改善をしておいた方が良さそう、とか、そういうの。
そうすることで、PdMと同じ場所に立てる。一緒にプロダクトのことを見て、それぞれプロダクトの専門家と技術の専門家として意見を交わしてプロダクトを前に進められる。そういうのが良い。