仕様はぐるぐるつくり続ける

cba
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仕様って、プロダクトマネージャーを中心にしつつも、デザイナーやエンジニアみんなでぐるぐるつくり続けることが多い。最終的にQAを実施しながら完成したりする。

最初は、プロダクトマネージャーが、ふわっとしたやりたいことを見つけてきたり、分析結果をもとにして、要件として形にしていくところから始まることが多い。

プロダクトマネージャーやデザイナーが中心になって動くけど、その時点でも、エンジニアとしては少し参加する。

プロダクトマネージャーから「この課題を解決したくて今いくつか案があるんだけど、システムとしては、どう思う?他にも案ある?」って話をしてもらって「この案だと開発の難易度は高いかも、こっちの案だとやりやすいけどあとで困りそう。この要件を少し緩められたら、こんな風に作れるからそれがいいかも?」とか話したりする。

そんなこんなで方向性が見えてきたら、その要件を仕様に起こしていくところもプロダクトマネージャーがメインで動くけど、エンジニアも誰か1人は、今度はわりとがっつりと一緒につくる。

仕様を考えるときにプロダクトマネージャーはプロダクト目線で、エンジニアは実装目線、それから開発規模や期間の目線で話をしていく。

仕様が8割方決まったら、エンジニアは設計や実装を進める。実装しながら気づいたことを仕様にフィードバックしたり、思っていたより難しいから仕様を変えられないか伝えたりする。

ここで9割5分は仕様が固まっているんだけど、QAをやっていく中で新たな発見があったりして、そこで「あー!この部分考慮漏れしてた!ほぼ発生しないけど、仕様として決めとこ」って最後に仕上げることになる。

最初は濃くて、だんだん薄くなりはするけど、そんな風に、仕様はみんなでぐるぐるつくり続ける。