家族でご飯に行った。
性格とか考え方とか特性的なものとかが、父と私、母と姉で似ている。
父と私は、片付けが苦手だったり、生活を送る上でちょぴっと足りない部分が多かったりする。母と姉は、大抵のことはこなせてしまう。
そんな感じで足りない部分が多いから、父と私は、ADHDの気質があると家族内での共通認識がある。
たしかに、私自身もネットの情報を見る限り、ADHDを彷彿とさせるような特性があるなーとは感じる。最初にADHDを知った時は、自分の欠けている部分に名前がついたようで、安心感を覚えたことが記憶にある。
それに、私のこの欠けている部分のせいで、迷惑をかけたことがたくさんあるのも事実。
でも最近ずーっと引っかかってることがある。
私や父が、それを彷彿とさせる行動をとった時。しかも、本当にちょっとしたこと。今日あったことでいえば、ご飯屋さんで、ご飯が出てくる前に、置いてあるスパイスをなめちゃうみたいな。わたしからしたらADHDとはあまりつながりを感じないようなこと。でもそんなふうに落ち着きがなかったりすると、それの頭文字を取ってAだねーと言って母と目を合わす。
私からすると、ただの私がとった行動の一つをそんなふうに括られてしまうことも嫌だ。それに、実際にお薬飲んだり、その特性に悩み苦しみ生きてる人もたくさんいるのに。そんな軽はずみな発言をすることが不思議でしかない。
きっと姉は冗談で言ってるし、こちらも気にしてないと思ってる。たいした悪気もないんだろう。
だからこそ、もやもやしている。
もやもやしたことたくさんあるのに、すぐ忘れちゃうから、あんまり思い出せない。