最近は、Excel を React + TypeScript を使って表示して、それに Excel 風の機能を地道に機能追加している。まさか2024年になっても Excel と格闘するとは夢にも思わなかった。
いくつかある最小限の機能の一つとして、自分が担当したのは、まずは単一のセルだけコピー、ペースト機能を実装した。そして今は、複数範囲選択して貼り付ける機能を実装している。非常にめんどくさい。
ノンデスクワーカー向けのプロジェクト管理アプリというものを作ってて、Excel の話はその機能の一つなんだけど、こういうのを作ってて思ったのは、いつまで経っても日本の仕事における考え方というものはアップデートされないんだな、ということ。
だって、Excel を Web やアプリで使えるようにして欲しいっていうのは、結局 Excel から抜け出せないということだよな。世の中に様々なプロジェクト管理ツールが出てるのに、結局それらに乗り換えることなく、Excel に固執してるんだからな。日本人が変化を嫌う(変化に弱い)という証左なんだろうな。
Excel が悪いのではなく、既存の課題に対して向き合うことなく、惰性で何の改善も行うことなく作業を行うからこういうことになるんだろう。今はまだ日本市場の中でメシが食えるから、こういうことに目を背けて日々をやり過ごせるから非効率なことに無頓着になってるのかなと。これが海外ひっくるめた競争の中にいるのなら、そんなこと言ってられないと思うけどな。
ところで Excel って何回言った?