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『スウェーデン・テキスタイル 暮らしと自然に息づく北欧デザイン』に行ってきた話

みずのと みかげ
·
公開:2026/10/20

世田谷美術館でおこなわれている『スウェーデン・テキスタイル 暮らしと自然に息づく北欧デザイン』展に行ってきました!世田谷美術館はミナペルホネンの企画展以来、なんとおよそ1年ぶりとのことで、もうそんなに経ったのかと驚き。

今回もらでんちゃんを忘れずにぱしゃり。

この企画展、展示品の著作権の関係からかほとんどが撮影禁止エリアです。著作権を持つ会社だったり、個人の蒐集品もあるというところの複雑な事情があると見受けられました。ちなみに掲載写真は撮影OKエリアの写真になります。

第二次世界大戦前まで、スウェーデンではテキスタイルのデザイン面をドイツやフランスからの輸入に頼っていましたが、戦争で頼ることができなくなり、国産化を開始。スウェーデンテキスタイルの始まりはわりと最近なことにびっくり。それにしても、自国らしさとは何か?を考え、デザインになっていったのは、文化として大きな進歩だったのかもしれません。スウェーデンの美しい自然・動物を描く画家も多くいただろうし、どういう風に「これがスウェーデンらしさだ!!!!」って固定化していったんだろう??

ノルディックテキはマルチクロスのようにそのまま使っても、はたまた服にしても存在感が出るのが魅力的!コントラストが強い大胆な色使い、模様のリズム感の心地良さ。寒さが厳しく夜が長い国だからこそ、視覚で楽めるデザインが生まれたのでしょう。

話は逸れますが、先日初めて代官山のミナペルホネンの実店舗に入りました。いつも外からちらっと眺めているだけだった憧れのお店。その日は夫が一緒だったこともあり、ド緊張しながらも足を踏み入れる事ができました。店の方針なのか、冷やかしと見抜かれたのか、店員さんには最低限の声しかかけられなかったのも個人的には有難かったです……。(店員さんたちは優しかったです)

試しに自分の体に服を当ててみると、着られてる感がすごい。だって見たお客さんたちはさっと入ってきて軽く店内を物色して出ていったマダム3人組や、店員さんとあれじゃないこれじゃないと会話しながら何べんも試着室に入っていくマダム……。ミナペルホネンを着るには私にはまだ人生の貫禄がないのだ……と、現実を突きつけられました。中身がすっからかんだとそれが表にも出て、ブランドの重みに着られてしまうのですね~。いや、ほんとに小娘って歳では決してないのに「まだ尻の青い小娘が立派な服を着ている」みたいで滑稽でした。40代にはあれを着こなせる大人になっていたい!

閑話休題、展示品に洗練されたデザインは少なく感じましたが、それは当たり前で、ここには黎明期のデザイナーがつくった「スウェーデンらしさ」の原型、それに続く、当時は画期的だったデザインが並んでいるわけです。

何を美しいと思うか、何を自国らしいと思うか、自国民は何を求めていたか。

試行錯誤し、積み重なっていく経験を見ることができました。

リンドベリの作品も2点展示されていました。彼もまた、芸術と商売のはざまで揉まれながら北欧食器を作ってきた人物です。グスタフスベリ工房に入社したのが1937年。そのわずか2年後に第二次世界大戦がはじまります。時代のうねりを感じます。

展示作品の写真はここまで。

展示室出たところにスウェーデンハウスのフォトスポットがあったのでらでんちゃんをぱしゃり。かわいい。画角取りが難しいので、ダーラナホース(赤い馬)をもうちょっと椅子に近づけて置いてほしかった。

そしていつもの物販戦利品をどうぞ!今回はカットクロスと靴下。ブルーベル柄の靴下があり、勢いで買いました。靴下集めが趣味じゃない人が靴下に2000円出すってわりと勇気がいるんですけど、どうなんでしょう。

現物を触るとすご~~く肌触りがよくて、もこもこしていて、真冬にぴったり。ブルーベルは春を告げる花なので、これを履いて越冬しましょう。

カットクロスはちょうどマスクポーチを作ろうと思っていたので「お、カットクロスあるやん」で購入。ちなみにこれまでは予備のマスクをジップロックに入れて持ち歩いていました。

家に帰って~ミシンとアイロン取り出して~がたがたやって~。

完成。裏地付。バッグの中でしわしわになるのが嫌で、硬くするために接着芯(普通地)を2枚入れました。いい感じの強度です。

2026/10/24からは上野でテート美術館ターナー展が始まるので、そちらも行く予定。ターナーは高校生の頃に父親に画集をもらったのが出会いでした。好きな画家のひとりなので、行った際にはまたまとめたいです。