2024年初つけ麺の儀

本当は近くにうまそうなカレー屋があるじゃんと思ってそこを目指していたんだけど、カレー屋の目の前が工事してて入れないが、この店裏から回れるな? と鋭く気づいて5分くらいかけて回って着いたら店員ワンオペなのに10人席でカレーくるの待っててもうダメだとこの日は諦めることとした。やはり俺を優しく抱き止めてくれるのは麺類、お前しかいないんだ。

と言うわけで俺が麺沼に沈んだ原因と言っても過言ではないつけ麺のいまとなっては超有名店の新宿風雲児です。一時期はえらい並んでたが14時くらいと言うこともあってか並ばずに入れた。しかし出る頃になるとスーツケース転がしたインバウンドの人々が並んでいたのでタイミングかもしれん。来るたびに味そのものが変わった気はしないものの、食べた印象が変わるのは加齢なのかもしれない。初めて食べた時はこんなに美味いものがあるのかよと思ったものだが数年前来た時はもはや珍しくもないつまらない味だと思ったものの、今回食べた際はクリーミーでよく熱い漬け汁は最初はあまりにも濃か感じるが一口目のパンチとしては絶妙で大盛りの麺を最後まで味をつけてくれる懐の深さがある、なのに味が濃すぎるということはない絶妙なバランス。最初から最後までプルプルの麺を味全体で覆って喉に流し込んでくれる。完成度が、高い! と再度感銘をうけてしまった。つけ麺とラーメンしかないから回転もはやいしな。でも、昔来た時にあったその日15客だけの釜玉ラーメンみたいなのがあったとおもう。あれが好きだったんだけどなくなってしまったんだろうな。記憶の中のうますぎ謙信。