ぼくにこの足を汚せと言うのか

靴を買いました。

ニューバランスの880G。普段はムーンスターのスリッポンみたいなのだけどパッと見革靴〜みたいなのを履いてて、よそゆきはEdwinのアメリカンなのはいてたんだけど、Edwinの何度履いても脚痛えし、そろそろボロボロになってきたし、ムーンスターは雨の日に油断すると水が滲むので、なんかこう、強そうな靴を買いたかった。あと妙に周りで靴買うやつがいたので俺もかいた〜い! くつかいた〜い! となったのである。

時を同じくして(そんな大仰な接続をする必要がある文章か?)、原宿のニューバランスで足のサイズを無料で測ってくれると聞いた我々探検隊はなんか最先端っぽい足を突っ込むと3Dスキャンしてくれる装置に束縛され足のサイズを測られたのである。

「お客様は足の甲が高いのとアーチがクソでかいので幅は普通なんですが靴の幅がデカくないとサイドがド痛いですよね」

「合ってる! すごい占いだ!」

「お客様は26.5の4Eとかいうアヒルみてえな靴のサイズがお似合いです。次善のサイズとしては27.0の2Eですけどつま先が余るし中敷きもカスタマイズしないとならないのであまりお勧めしません。そして当店ニューバランスには、オシャな靴しか置いてないので、2Eでは選べる靴の種類が格段に少なくなり、4Eではこのクソダサい靴しか用意できないのです、かと言ってちゃんとした靴を履いてない上に足の形が奇形なので歩き方がおかしくなり、足の踵ではなく親指の付け根辺りで体重を支えるから体全体に負担がかかっています。もう手遅れかもしれませんがニューバランスの靴をお求めになった方がいいでしょう。なによりニューバランスの880はそもそもリハビリのために作られた医療器具なのです」(意訳+途中から俺がネットで調べた知識を店員にしゃべらせているていでマゾヒズムを満たす遊び。インターネットに書かれた日記を本気にするんじゃあないよ!)

「ウワー! 靴のサイズのことなんて経験則的に知ってはいたけど、俺は一生壁に飾ってあるカラフルな、時に日能研カバンみたいな鮮やかなNマークのワッペンがついた靴を履くことはできないのだ! 絶望した! こんな店で誰が買うか! うわーん!(Amazonで4割引とかだったのでポチー)(お前のような悪い消費者がいるからよお!)」

と言う経緯で買ったのがこれです。いいか悪いかはよくわからん。悪くはない。むしろいい気がする。いい買い物をしたような気がする。でも足の甲にベロを収めるサイドの尖りが当たっていてえな早く柔らかくなれと思っています。わからん。正直デザインはナイキよりはいいなと思ってはいるが、いままで3回くらい履き潰すたびに買い直しているムーンストーンのスリッポンタイプのほうがマジで履きやすいと思っている。なぜならちはやは靴紐を結ぶのが嫌いなので。そもそも靴を履くのが嫌いなんだよな。できることならさあ! 一歩たりとも外に出たくないからぁ!!。なんできみ靴の話したの??

そういうこというならプラモの話します。おまえ極端なんだよなもっとじっくり作ったらどうなの? これはすぐみだから、手を入れるまえだから。まだ完成してないから。せっかく買ったガンダムマーカーまだ余ってるから。キャンドゥでやすりも買ったから……。で、はやりのズゴックを組んだ。再販したらしいよ〜たった前からこいつはかわいいと思っていたので発売日に新宿中を回ったがどこにもなくて最後駿河屋にあった。フフ…! 駿河屋で新品買うことになるの背徳感があるな!

プラモデルハマろうと思ったんだけどヤスリをかけたり溝を掘り直したり塗ったりする労力にすでにちと飽きてきていることはここだけの秘密だよ、クラスのみんなには内緒だよ。ただ組んで組んだかっこいいものをブラッシュアップする工程に楽しみを見出しているだけなので、ロボ(MS)に思い入れが特にないためどこまでのものを目指すのかという指針がなく漫然とやっているからである。真面目にやるとマジで塗料とかめんどうじゃん。やすりかけした粉ですら面倒だと思っているんだこっちは。

この前貼ろうとして真っ黒になってたクッキー缶を貼り、うますぎ謙信ノルマを一応果たしておく。もうすぐバレンタインやからな。どれがどううまいかって? なんかうまいよ! うまい!