ショコラティエ!(ブタゴリラの声で)

高島屋のチョコレートのコミケ、アムールドゥショコラに行ってきました。伊勢丹でやっとるのはサロンドュショコラ。くらいの認識。発祥は多分別物なんだがまあいいだろ、どうせ読んでる人は興味ないからね。

今日はイヴァンシュヴァリエというパティシエが目の前で特別なデセールを振る舞ってくれるんですって。毎度のことながら妹が予約して妹が並んで妹が金を払っているので兄は美味しいものを食べるだけです。なんで生きてるの? 恥ずかしくないの? どれだけ恥ずかしくてもチョコレートは甘く優しく俺を包み込んでくれるんだよ。

こんな感じでシェフが作ってくれる。ワクワクしますね。俺もこの台の上に寝そべったらクリームとアイスとチョコレートでデコレーションしてもらえるのかな? アッ! 熱い! 溶けたチョコレートマジ熱い! という想像で胸が膨らみます。あまりの冒涜に観客の怒りが膨らむでしょうね。

テレビ(たぶんZIP)の取材も来てたので写ってるかもしれない。完成した冒頭のやつがシェフ自らサーブされます。俺はよくわからんが芋や周りの客(甘味ブロガー)がキャアキャア言いながらサーブの瞬間の写真や動画を撮っている。マジでコミケだなこれ。

チョコレートの枠と土台に蕎麦がそこかしこに散りばめられ、中にはアイスを封じ込められているから写真を撮ってるとみるみる溶けていくのである。ゆっくり味わいたいが今すぐ食べないとならない。目の前で作らないとお出しできないスタイルの脆弱で一瞬しか輝かないものこそをこう言う場でお出ししたいのデース! 遊戯ボーイ! って言ってました。遊戯ボーイは言ってねえ。サクサクとした食感、アイスの冷たさ、全体を包み込むチョコレート、芳醇なホイップクリーム、なによりチョコレートを上回りその全てを支配するキャラメルソースがうますぎる。マジでそ絞り器にたっぷり残ったキャラメルソースを調理台に手を伸ばして何食わぬ顔で吸い込み尽くしたい欲望と戦わなくてはならなかった。

うますぎ謙信涎毘沙門天になっちゃったな。

あと紅茶とコーヒー飲み放題だった。紅茶の方がめちゃうま。

これはイベントで見かけたモネのデカ缶。デカすぎ謙信なのと中身があまり大したことなさそうなので買わなかったが缶だけちょっと欲しい。