全体的な経過

chako
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公開:2025/3/10

手術時間は全体で3時間半。出血量10mL未満。閉経後なので閉経前の場合に比べれば子宮が小さく、術前のMRI画像からも教科書的な解剖学的位置に子宮があり、内膜症もなく、昔の腹腔鏡手術でも一針置いただけなのでおそらく癒着もなかったことから手術がスムーズに運んだのでしょう。それから、もちろん執刀医の技術によるところが大きいと思います。もともと婦人科の腹腔鏡手術の症例数が非常に豊富な医師がロボット手術を手掛けるようになり、こちらの症例数もかなり積み上がった段階で今回お世話になりました。

術後にほとんど出血を見ることもなく、退院時に夫の車の助手席に乗ってもシートベルトがあたって困ることもなく、スポーツタイプの薄いタイヤ故の路面の衝撃をダイレクトに受けても傷に響くことがなく、鎮痛薬を必要とするような痛みもなく、本当にすべてが順調でした。退院直後こそ少し動くと疲労感があって横になったりしていましたが、術後2週間時点でお腹の傷さえなければ、ともすれば手術したことを忘れてしまいそうなほど元気になりました。

経過が順調であった要因は主治医の技術によるところが大きいと思うのですが、2ヵ月前に手術を決めた時から自分でもかなり綿密に食事療法を頑張った成果だと思っています。良質のタンパク質+各種ビタミン類+亜鉛などをしっかり摂るという基本を忠実に守ることで傷が治りやすい身体ができたようです。これから手術に臨まれる方には是非この基本をおさえることをお勧めします。あと、病院食は見た目が地味だしお世辞にも美味しそうに見えないとしても完食されますように!

@chako
11年半の会社員生活の後、「勤続」疲労を癒やしつつの1年間の充電期間を経てフリーランスの医薬翻訳業を23年営み還暦を前に自主廃業 シニア婚した夫とのんびり暮らしています