いまの暮らしが、すきな話

Maki
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だれかとの暮らしは、ぜんぶ一人の思い通りにならない。互いにやりたいことや希望がうまくいかないこともある。近くにいるから、助けてもらえることもある、助けてあげられることもある。そういうちいさな社会を、暮らす中で持つことは、向き不向きもあるのだろうとも思う。

わたしは小さな社会がないと、床に落ちたまま一日を終えてしまうので、これぐらいがちょうどいい、気がしてる。

忘年会でひさしぶりにあった友人たちと、独身から結婚するには、の話をしていたときに、「結婚生活って、片方だけの愚痴を聞くこと多いけど、ほんとは互いにあるでしょ」と言われた。私は「そりゃ、ないわけないじゃん、二人で暮らすって、そういうことでしょ」と返した。

そういうこと、そういうこともまるっとふくめての、いまの暮らしが、すき。

でも片方だけが我慢し続けたり、片方だけが支配し続ける関係性は、健康によくないから、そうならないように、互いを尊重しあいながら、希望のすり合わせと感謝を重ねていく。

書いてみるとただそれだけ、なのに、むずかしいことだなとおもう。シェアハウスや過去の結婚生活では、とてもむずかしかった。今の暮らしだって5年目で、引っ越し2回を経て、都度のすり合わせが仕上がったあとだから、落ち着いてるんだもんなあ。

昼寝しているおうちの人の横で、こうやってのんびりした三が日を迎えられることがうれしい。今の暮らしが、すき。続けるためにできることを模索して、日々を丁寧にかさねながら、暮らしを、続けていきたい。

@chan_maki
脳の中が賑やかなときに書き出しにくる。Autisticなじぶんを認めることで心地いい着地を見つけはじめた。多くの困難は不注意と多動にあるADHDer。2024年の目標は「トイレを我慢しない」。視覚過敏が年々強くなるのでサングラスを増やしたい。Bluesky: bsky.app/profile/chanmaki.bsky.social