Yestaday , my social battery was empty|私の電池切れの対策

Maki
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きのう書いてた非公開日記、少しバッテリー充電ができたので、加筆修正して公開日記に。

empty alert

SNSはほとんど独り言だけど、やっぱり社会的な繋がりを持つものなので、調子が悪いと口数が少なくなる。ここ2週間ほど、雪の日を境にぐっと調子が悪くなって、いつもよりも私のソーシャル口数が少ない、と、私が感じている。多くの人より口数が多いので多分他人からはそんなに感じられない程度だけど、自分で自分の不調に気付いては落ち込む。

英語圏の発達障害を持つ人々のコミュニティで聞いたことのあるフレーズを思い出す。my social battery is empty.

とても的確に私のこの状態を表すのに向いている。繁忙期に入って仕事のコミュニケーション強度が上がっているのも一因だろう。しんどさが抜けない。

電池切れと回復の状態分析と対策

人間は言葉で思考する。特に私の場合は、テキストに書き出しながら考えることを必要としている。これはもう子どもの頃からそうなのでノートに書き殴りでもネットに書き散らしでもなんでも書きながら言葉を書いては思考するのが必要な瞬間があり、指先からの言葉を止めると脳も止まるような気持ちになる。

でも何かのきっかけで、情報の受発信をすることが難しくなることは、もちろんある。体調不良、不安傾向増、世の中のニュースの影響、さまざまな原因で私のアンテナが閉じる。でも閉じていては、私の中の言葉を書くだけで足りなくなる感覚もある、私の中にしかないものには限りがあるからemptyな状態を外からの情報で充電する必要がある。映画を見たり本を読んだりの発散が必要なく受信に専念するのもそういう時はいいかもしれない。

休んだり充電したりを繰り返しても、疲れが重なると社会との接点を持つのがしんどい状態の時はあり、そうするとだんだん、SNSを読むだけ、反応するだけになる。しまいには読めなくなる。DMやリプライに返せないだけでなく、開けなくもなる。「LINEに返事をしないのにTwitterに投稿しているのはなぜ」の話はよくあちこちで見聞きするけど、なぜと言われる側の内情はきっとわたしのこの状態と似たようなものだろうと想像する。

そうした状態がつづくと社会的な生き物としての人間的活動が休止してしまう。人間は社会的な生き物なので、社会との接点がゼロでは生きていくのがむずかしく、折り合いをつけながらやっていくための、対策をいくつか並べておく。

私のバッテリー稼働のために必要なこと

こうやって一人で書ける場に駆け込んで言葉を発する練習が、私には必要。一人でならまだ言葉が出る状態なら、寝て起きて食べて休んでわたしのためにわたしができることをするのサイクルを数回繰り返せば、元に戻る肌感覚がある。リカバリーの手段をなんとか増やしてきたからきっと明日くらいには回復するかな、のめどがみえてきた。どうしようもなく私は人間なので、というあきらめとよろこびを私の中で熟成させる必要がある。

暮らしは、一人きりだと、簡単に言葉が出てこない状況に私が陥ってしまう。過去何度も経験して一人で暮らすのは難しいと判断した。一人きりでは自分で自分に言葉のエネルギーを放出しきってしまい、充電に辿り着くのが難しく床に落ちたまま時間が溶けてしまう。シェアハウスや誰かとの暮らしを続けてきたのは生命維持の手段の一つ。家の中での社会的交流。

思い返せば誰かと暮らしていても一人でいる時間が長い時は、ツイキャス配信などを見ていた。当時見ていた人々の幾人かはYouTuberになっていて、今でも応援し続けている。いまは週に1回オンラインで話す場を作っているのも、私にとって大切な場。オンラインでの社会的交流。

一人で回復することも、安心して言葉を交わせる誰かと過ごすことも、私には必要なんだなと自覚して意識的に配分することで、なんとか社会の中で生きていく形を保っている。

働く中での予防策

仕事でも似た状態によくなる。タスクがあふれると目の前のタスクが終わるまではメールが開けなくなる。読んでも返せなくなる。今の職場の仕事が続いているのはチームで動くから迷ったら相談できることがほとんどで、メールの返し方一つでも相談がよく飛び交うから働き続けている。

今の職場で働くまでに、私は外とのコミュニケーションのキャパシティが小さく溢れやすいことを自覚したので、転職時には対人折衝業務を減らしてもらうよう合理的配慮をお願いした。なるべくデータを中心に取り組めるように配分してもらったおかげで、疲労しすぎずにすすめられていることがたくさんある。データ量を大きく扱えるのは得意なので、チームの中でそれぞれの得意と不得意を交換しながらやっていく道を探して行けたらいいなとおもう。という障害をオープンにして働く話はまた今度、別の場でも。

自分向けリンク

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Bluesky

書くと動けるね、の振り返り

書くと動けた

今回覚えたコマンド

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似た表現にスプーン理論があり、その話もとても共感する。

@chan_maki
脳の中が賑やかなときに書き出しにくる。Autisticなじぶんを認めることで心地いい着地を見つけはじめた。多くの困難は不注意と多動にあるADHDer。2024年の目標は「トイレを我慢しない」。視覚過敏が年々強くなるのでサングラスを増やしたい。Bluesky: bsky.app/profile/chanmaki.bsky.social