観たい景色のなかにはすでに観てきた景色もたくさんあって、そのなかのひとつに、「水平線が観たい」がある。
水平線は、線の要素が横にすうっと引かれて、上下で世界が変わる、という構成がシンプルで変わらないのにたくさんの表情があるところが好き。
いつも何度でも観ても飽きない、同じ海同じ陸のポイントでも全く同じ表情なことはない。
きっといつか数日間の太平洋横断のような船旅をしたら飽きる日がくるのかもしれないけれど、いまはまだ。陸で暮らす日常を持つ限りは私はきっと飽きることはないんだろうなと、思う。
今年のゴールデンウィークには念願の一人船旅が叶って、離島に行き、そしてたくさんの水平線を眺めることができて、満たされた。
観たい景色を存分に浴びると、脳のメモリがキャッシュクリアされる感覚がある。心身ともにリフレッシュできた気がする。
この記事は今までの水平線と、今回の旅と、これからの旅の記録を集約していきたいなとおもう。