「それってあなたの感想ですよね」というネットミームが好きではないし、使っている人を見ると、寂しくなる。本家はそういう芸だと思っているし、物事を単純化して語る芸風は複雑な世界を捉えるためのいち視点でしかなく、それってあなたもデータに基づいた一つの分析の視点で語ってるのだから、結局「それってあなたの感想ですよね」がブーメランになって返ってくるやつだよね、を、たいていのその言葉が使われているシーンで思うから、寂しくなるんだなあ。相手を言い負かすかのような気持ちよさはあるのかもしれないけれど、通じ合えないなと寂しくなったり呆れられて相手にされず離れていく言葉だ。それって寂しいね。
と思うのはそうやって自論を振り回して私の感想を聞かない元家族達のことを思い出すからなんだろうな。さようならさようなら。
一緒にいたいと願う相手なら、私の感想も、あなたの感想も、交換し合って、違いに驚いたり面白がったり、互いを尊重しあいながらら、一緒にいるための方向を模索するためのヒントにしたいよね。
と、いうことを、あらためて感じた仕事と、読書体験が、最近あった。
読んだ本:パワハラ上司を科学する 津野 香奈美 著 筑摩書房
同じ組織で働くのだから、相手を尊重し、相手が何を考えているのかを知り、共に働くための模索をしたいね。それがハラスメント防止に一番効果的だっていうことを、わかっていてもできない不器用な人もいる。それは自身の傷つきを認められていないから、他者に優しくできないんだろうな、を、共に働きながら思うこと。私にできることは何だろうな、と考えながら、できることを一つずつ重ねている。
読んだ本の感想:Twitterより
Twitterきっかけで知った本なので、Twitterに感想を書いたのを紐付けておく。
最近の仕事と暮らし
繁忙期がようやく落ち着いた。繁忙期の後に手と足が痺れる謎の状態は首の頸椎のカーブが後弯してしまったからだった。ストレートネックの向こう側。過集中で姿勢が固まりやすいのでネックコルセットをしたり、スマホを触る時は仰向けになったら、で模索している。この日記もソファで仰向けになりながらお届けしました。
今夜は突発的に焼肉をしたりした。今の家族との暮らしは毎日愉快で楽しい。感想を交換し合うのは家族に限らず、今周りで関わる人々と交換し合えているなと思えているからなんだろう。しずかなインターネットやBlueskyは、感想の交換に向いているなあ、もおもうこと。こうした、拡散性の小さなインターネットについて最近は考えてもいる。この話はまた今度。
↑焼肉と、青空ごはん部の部活動のログ。