タイトルで言いたいことを全部書いてしまった。そう、私は認知症簡易チェックテストで高得点を叩き出すタイプのADHD(診断済)。
病気や障害の診断や治療必要性の判断は専門家でないと難しい。じゃあなぜそんな簡易チェックテストがあるかって、そのテストをきっかけに専門家につながってほしいからで、たとえば私が認知症セルフチェックで「あなたは認知症の疑いがあります」が出て、わー認知症だどうしよう確かに困ってるねんって医療機関に駆け込んだとして、診察や検査を経てADHDだと診断されるわけで。
なのでもしかして、と、ネット上に落ちてる簡易テスト(テストもピンキリなので信頼できるものを選びたい)で疑いが出て、困っていて、解決策を求めているならば、診察に行けばいいとおもう。って手放しに言い切れない、精神疾患や発達障害・神経発達症に対しての偏見・スティグマや不利益があるからほんとに嫌になっちゃうけどさ。私は診断と服薬がなければ二次障害で自滅しているか大怪我や大事故を起こして今生きてない可能性が頭をよぎるので、診断を受けてよかったなと、おもっているよ。
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医療も発達している、昔は見過ごされた疾患が今では検査でわかったり治療可能になっていたりする。と、私は一昨年、複数年悩んでいた難聴が手術で聴力回復可能な病気であることがわかって手術を受けて、痛感したりしたのだった。
すでにかかってる医療が違うと思ったらセカンドオピニオンや地域の精神福祉保健センターなどに相談するのも一つの手かもしれない。状態が良くならないんですと主治医に訴え続けて追加の検査を受けることもできる。
医療や専門家を信頼して頼ることが難しい瞬間はあるけれど、でも人間だから相性もあるから、医師個人に頼りきりになるのでなく、通院先の事務の人や、調剤お願いしてる薬剤師や、自治体の相談窓口だったり、いろんなところを頼ってみて何か頼れる先を少しでも持ちたいね。
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ところで、別に、傾向はあるけど困ってないな〜ぐらいなら、インターネットの簡易診断はちょうどいいのかもしれないね。
あと私のように診断済みでも、解説が細かくて背景の説明があったりして、気づきポイントがあるね。と、青空で流れてきたASD診断が、困難が細分化されていて、私は私を再発見して思ったのだった。
診察室だけで病気や障害との付き合いが完結するわけじゃない。未病の状態や診断前の障害の、状態や対策に気がつけることもある。
私は認知症の人々の体験談を読んだり、対策を参考にすることもあるのは、そういうやつだ。何より、似た困難を抱えている他者が、地球上のどこかにいるって知れるだけで、ほっとするから。
だから困っている悩みと対策を、障害や病気やマイノリティ性を超えて、もやもやを話し合えたり方法をシェアし合える場を作りたいな、というはなしはまたこんど。
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