今日は何も起こらなくてよかった…つくづくそう思う。とは言っても能登地方はずっと地震は続いていて、何もなくてよかったなんて呑気な事を言ってていいのかと思うけど💦
編み界隈では大きな地震が起こるたびに誰が言い出すのか「手編みのものを送って被災地支援を」という呼びかけの声があがる。寒いときだから手編みで暖かく過ごしてほしいという趣旨。送るものはショールだったり靴下だったり。
けど、自治体もまだ救援物資の要請をしていないし、義援金の募集も体制が整ってない時に、被災地支援と言って手編みのものを送りつけるのはやめとくべきだと思っている。編み物してる人間のいい事をした、と思いたい自己満足なだけだと思わないのが同じ編み物好きとして理解出来ないし賛同もできない。
手編みのものは色んな意味で『重い』と思われる。編んだものをあげるのは欲しい言う身内だけにしとくべきというのが私の周辺の編み物好きの見解。実際のところ身内でも頼まれていないものを編むと
「えー、ちくちくするからいらん(息子談)」
「着てると重くて肩が凝る(オット談)」
…などと言われたので、もう10年以上自分のものと編んで欲しいと頼まれる実家の母用のものしか編んでいない。そう言うものなのだ、編み物って。
被災地への支援…物資は足りないもしくは必要だと被災地が声明を出したものだけ。後は義援金と落ち着いたら現地へ行ってお金を使うのが1番だと思う。自己満足は支援ではないんだと今回の発起人にも気づいて欲しいんだけどな。