年末に魔道祖師と天官賜福を読むきっかけになったクズ悪役の自己救済システムのアニメを観ました。
フル3DCG受け入れられるかなと思ったんですけど見慣れたらこれしかねえ!になるし、面白かった。いい意味でサクサク進む。
原作タイトルが人渣反派自救系統(The Scum Villain's Self-Saving System)で、略称は渣反というそうです。
いわゆる異世界転生もので、主人公はネット連載の修身ものドキドキハーレム小説の結末に憤っているときに感電死してしまい、「システム」から「文句あるなら自分でやってみろ」とドキドキハーレム小説の登場人物になってしまいます。よりにもよって、主人公をいじめまくり最後には報復で人豚にされてしまう悪役、沈清秋に…。
沈清秋は人豚エンドを回避するためにシステムのルールを掻い潜りながら、ドキドキハーレム小説の最強主人公であり自分の弟子でもある洛冰河のバッドエンドフラグを折りまくることになるのだった!そして、それが洛冰河の性癖をこじらせてしまうのだった!!
ていうのがあらすじ。
この沈清秋の現代オタク目線のツッコミが面白くて好きなんですが、アニメでもそれが健在で最高でした。
もともとハーレムもののラノベ好きだからさ…。あと、男性向けエロゲやってるときの、いや、主人公とこのキャラ(男)、行きすぎた感情あるな…てヒロインとのからみより気になる時の、あの感覚がめっちゃあって、すごく好きです。
見慣れてくると3Dのキャラの表情がとてもいい。丁寧なんですよね。セリフだけではなくきちんと体の動きで表現されてる。
あと、小説を読んでる時はわかんなかったキャラの姿形も見れてよかったです。めちゃかわヒロインがたくさん出てくるはずなのに、小説では主に師尊と弟子の2人の世界なんで…
サブキャラでは柳清歌(cv.梅原裕一郎)が好きですね。ハーレム小説では沈清秋によってすぐ死ぬらしいんですが、原作改変のおかげで生き続ける。よかった。妹が絶世の美少女(cv.小松未可子)。
8話くらいまでは、師尊による原作回避奮闘記なんですが、そこから仙盟大会とかいう若手道士たちによる魔物ハンティング最強王者決定戦みたいなのが始まって、いきなり物語がめちゃくちゃハードに…。相当、若手が死にましたからね。あと、原作だったら洛冰河のハーレム入りする女の子も魔物にモグモグされて死んでますからね。
この危機に、師匠たちが乗り込むんですが、師尊の登場がかっこよくてキャーキャー言ってしまった。
アニメは残念ながら10話で終わっちゃってるんで続きを作ってもらいたいです…
あと、原作(ハーレム小説ではなくほんとの原作)も絶賛配信更新中なので早く全部読みたいです…
ところで、アニメだと、たびたび師尊に減点加点を伝えてくるシステムの声が日高のり子さんなんですが、これが弟子×師尊だと知ってなかったら絶対私はシステムを擬人化してシステム×師尊で妄想してただろうなと思いました。