天官賜福の5巻読む前に、ジャブで読み返すか…て人渣反派自救系统の英語版21章を読んでしまったんですけど「好きだ!!!」の気持ちが溢れすぎて目が冴えてしまいました。アホや。
何回読んでもこのラストめちゃくちゃいい。
前にも書いたかもだけど、沈清秋(沈垣)が自分で選んだ道で、自分が主人公になる話だったんだ…て思って胸がいっぱいになっちゃうんですよ。
洛冰河との話でもあるんだけど、洛冰河と相対するためには、沈清秋は自分を認めなきゃいけなくなるというか…うまく言えないんですけど、システムの要求に従って選択肢を選んでいくんじゃなくて、そして、ポイントのために行動するんじゃなくて、洛冰河に自分の声をとどかせるために彼自身が変わったとこがすごい熱くて、私はそこが好きなんです。
だから、この話が、たとえ洛冰河の性別が女だったとしても、彼がフツーの人間だったとしても、はたまた奇怪な姿の生物だったとしても成り立つと思っている。そして、その根幹がしっかりしてるから揺るがなくて、洛冰河がどんなに番外編でマゾヒストになろうが沈清秋にハードプレイを強要しようが、「よかったねえ」になる!
「誰も私を選ばない」って洛冰河が言うところ、何度読んでも涙が出てきてしまう。洛冰河を幸せにするのは沈清秋しかいねえ!てなります。
この世界の住人になったとはいえ、生前のこともやっぱ忘れてはほしくなくて、でも一度は死んだ身だし、洛冰河と毎日楽しくドタバタライフを楽しんでほしいです。
たぶん読み返すたびにこの話しそう。