天官賜福 英語版Vol.5 Chapt.77の感想

A4(えーよん)
·

Chapt.82まで読み進めました!

この間にいろいろなことがあった…。人もぎょーさん出てくるし誰かわからんし「そうだったの!?」の連続で、たぶん私は最終巻まで「そうだったの!?」てなるんやと思う。

■77章

銅炉山には鬼がいっぱい集まってバトルロイヤルして最後に残ったつええ奴が鬼王になるそうです。花城もそうやって絶界鬼王になったそうです。

で、また鬼王が生まれちゃうかもしれないから止めたいんだよねーて、帝君が鬼界に来ちゃったんですけど、その間「そなたが天界を仕切るのだ」みたいなことを言われて「いやいやいやいやできるわけないでしょ!?」と断った謝憐。その結果、銅炉山へは謝憐と花城が行くことになるのだった…

帝君は謝憐に顔を出さずにさっさと行けばよかったのでは…?まあ、天界もしっちゃかめっちゃかみたいだし、そういうこともあるのかもな。

花城は「次に帝君が来たら話さないで。逃げるんだ」と謝憐に言います。私もそれがいいと思います。花城は天界を仕切るのも銅炉山に行くのも帝君が謝憐にとっては逃げ場のない選択を与えているのと同じで、自殺者にどっちの剣で死にたいか聞いているようなものだと伝えます。私もそう思う。

花城は謝憐についていくにあたりちゃっかり君吾と交渉しているんですが、もし干渉がなかったとしても謝憐が行くところ花城ありなのだろうな…と謎の信頼感があります。つうか、この花城への信頼がなけりゃ話が破綻している。

2人で目的地を目指しながら、謝憐は「三郎が大きくなったら抱っこできなくて残念!」とかわいいことを言ったりなどして、もうずっといちゃいちゃしててほしいと願います。

鬼の集団に遭遇して、花城が謝憐の顔を両手で包んで天官のにおいを消すところもドキドキしたな。なんか、花城が謝憐に何かする時の描写って、本当に彼を敬っていて大切にするのが伝わってきて、読んでいて嬉しくなります。

しかし鬼の集団の中に紛れ込んだためにまた話が混沌とします。鬼が「なんかにおう」と騒ぎ出して「ちょっとアンタ肌がきれいすぎない?」みたいな感じでいちゃもんつけられる謝憐、「私は傀儡師なんですよ」で乗り切ろうとするがうまくいかず「僕が傀儡師だ」と助けてくれる花城…。もう花城がいないと話が進まないね。英語版の挿絵ではちっちゃいのにパーフェクトな攻の花城と彼をマスターにして満足そうな謝憐のイラストが見られるので感謝感謝です。

あと、守るためなんだけど「僕の傀儡に触れるな」と鬼たちに宣言する姿もかっこよかった。ショタの鑑です。

それで誤魔化せると思ったら鬼の中にDemon of the Swift Life-Extinguishing Bladeていう奴がいて、こいつが「炙り出してやるぜ!」とお札を出してくるんですが、これがまた道士が使う奴らしくて20人ばかり殺して手に入れたらしい。で、これを鬼につけていって天官を見つけようとするんですが、貼った鬼たちは爆散します。え…?

突然爆発してあっという間にその場は血の池地獄です。いつもスプラッタは突然に。お札は仕込みがあって爆発するようになってたらしい。

そんで、このスウィフトナントカと謝憐のバトルが始まったかと思いきや、黒い外套の男がスウィフトナントカの腰あたりをばっさり両断し、上半身と下半身をさよならさせます。こいつが誰かと言うと、なんと裴茗でした!裴茗は裴宿を天界に戻すために君吾と交渉して謝憐を助けに来たんだって。そうかー。

ていうか回りくどくない?なんでメンバー揃えてから銅炉山に出発できないの?たまたまじゃなくて協力すること決まってるんだったらちゃんと打ち合わせしませんか?

しかし、まあいいでしょう。仕事じゃないしな、これ。たぶん天官たちって利益率とか考えたことないと思うし。

裴茗は鬼市で手に入れた舐めると鬼のにおいがする飴によって鬼たちに紛れ込んでたみたいです。花城は「食べちゃダメ」と謝憐が手にした飴を粉々に。あと、この飴、舐めると女の鬼(人もかな?)には悪臭がするらしく、裴茗は女のひとに避けられるのだった。

謝憐と裴茗が話をするうちにスウィフトナントカの体がなくなっていることに気づきます。こいつは先ほど400人ばかり鬼を爆殺したわけですが、ここでは殺せば殺すほど強くなるそうなんで、次の章でスウィフトナントカとのバトルが始まるんだな…というところでこの章は終わり。

早く花城と謝憐キスして欲しいな。

@checaldooggi
書くことを続けられたらいいな。読んでくださってありがとうございます。 天官賜福とさはんにハマっているのでその話が多めになるかも。 匿名の質問箱はこちら mond.how/ja/checaldooggi