3巻と4巻を読んだので5巻を再読し始めたのですが、当たり前のことに気づきました。
本は最初から読んだ方がいい。
理解度が全然違う…!!! わかる! 何を言ってるかわかる!!
となります。当たり前のことなんだけど気づいてなかったよ…。
とはいえ、わからんままに読んでた時のメモが助かったので、再読でもメモをつけていこうと思います。
73章は菩薺観がえらいこっちゃになって「霊文!助けて!」て通霊陣に入ったら霊文に「知ってる」って言われて、共通の通霊陣めちゃくちゃにされてから大混乱になってる最中から始まります。
霊文はそりゃ知ってるよね〜だって元凶だもんね!
こんなときでも風信はすぐ殿下に応えてくれて、こいつほんといいやつだなって思います。
霊文は天界のこういうインフラ司ってたらしく、めちゃくちゃにしてからthe Brocade Immortalと一緒にとんずらしたので、みんなが入れる通霊陣はもう使えなくなってしまいます。そんで、殿下は誰とも交流してなかったのでパスワードがわからんくて、誰にも通霊できず…。やはり、普段から仲間づくりしておくことは大事だなあと思った。有事の際にはね…。
the Brocade Immortalを調べたいなら早く追わないと、と花城に言われて、通霊のことは諦める謝憐。そして、彼は花城のガワが小さくなっていることに気づきます。
ここのやりとり、本当にかわいい。銅炉山が開こうとしている間は力が不安定になるのか、花城は体が小さくなっちゃうみたいです。開いたら元通りらしい。深い黒の双眸に白雪の肌って形容される花城の子ども姿、愛らしくないはずがない!
花城のほっぺたをつねって、「哥哥!」て言われても笑って、「ごめん、だって三郎、かわいすぎる!我慢できない!」て花城のほっぺたをふにふにするの、かわいいよ〜。
「ねえ、三郎、もっと小さくなっちゃうの?五、六歳くらいになる?もっとちっちゃな赤ちゃんになる?」と期待を込めて問われて力無く「きっと哥哥を失望させちゃうよ」と答える花城。
「そんなことない。三郎は私を失望させたことはないよ。君を守れるチャンスができて、私はとっても嬉しいんだ」「僕は嬉しくない」「どうして?」「この姿が好きじゃないんだ!」
「こんな役立たずな姿をあなたに見てほしくないし、僕を守るなんてことさせたくない」という花城。どうも肉体年齢が下がっているので感情も不安定になり、いつもの余裕がなくなっていて、めちゃくちゃかわいい。殿下も私と同じ気持ちなのか(?)、花城を抱き寄せて彼の背中をやさしく撫でてあげる。そうするに決まってる。だってめちゃくちゃかわいくていじらしいからな。
「それだと、私は死んだ方がいいよね。だって君は私が混乱しているの、これまで何度も見てきてるじゃないか。それに、役立たずってわけじゃない、力を温存してるだけだよ」と慰める謝憐。
それでも花城は「殿下、僕は最も強くなくてはならないんだ。誰よりも強く。その時だけ、僕は…」と言う。強くなくちゃ殿下のそばにいられないって思ってるんですかね。私はそんなことないと思うけど、私の考えとか、花城には伝わらないし一蹴されるだけだな…。でも、そんなことないと思うよ。
「君はいつだって一番強いよ。でも、四六時中強くなくたっていいんじゃないかな。ただ、これは私の面目を保つためだと思ってくれたらいい。今度だけは守らせて。お願い。いい?」
なんか、訳してしまってますけど、ここのやりとり、本当に好きで…。謝憐が花城のことを大事に思っているのがわかるし、でも、本尊のときの花城って隙があまりないので謝憐が強気に出られるようになったのがこのときからなのかしらとか思うと…たまらないですね。あと、私がおねショタが好きなので、攻の幼児化最高…!!!てなる。
謝憐の花城への話し方、花城の謝憐の話し方がお互いやさしくて、英語でこれなんだから原語だとどういうふうに感じ取れるのか、今から楽しみです。早く最後まで読んで繁体字or簡体字版読みたい〜〜〜。もちろん、邦訳版も楽しみにしています!(なぜなら私のこの受け取り方が誤っているかもしれないため)
「(大きくなるまで)待ってて」「もちろん、待つよ。約束だ」「少しだけ時間をちょうだい。すぐに戻ってくるから」「急がなくていいよ、君のペースでいいんだ」かわいい…。
二日して小さな町にやってきた二人。手を繋いでいます。二人は手を繋いで町を歩いています!いい。
そこで、銅炉山が開く時の影響は黒水にもあるのか、謝憐は花城に尋ねます。黒水にももちろん影響はありますが、花城とはシチュエーションが違うらしい。どう反応するかはそれぞれで、黒水の場合は冬眠するっぽいです。いっぱい食べた(鬼とか鬼とか)あとはまどろんで消化する黒水。なんかかわいいな。
ともあれ、銅炉山の動きは花城の行動を制限していて、鬼市に戻ることもできず、しかも今や追われる身。霊文が彼の存在を知らしめたせいです。
天眼開という道士は力があるし、そう!忘れてたけど、彼は謝憐が花城だと看破(?)したんですよね。口に陰の気があるって言って。それは、花城が暴走した時に口づけしてたからなんですけど…。天眼開もいい仕事をするな。
「僕が何かしたんでしょう」と詰められるも「ほら、あそこ」と店を示して話をそらす謝憐。お店に入って、花城の服を選びます。花城は郎蛍に化けていた時の服を着たままで、今やぶかぶかになってしまったため、あれこれ選ぶ謝憐。楽しそうで私も嬉しいよ。
燃えるような紅の服を選んで「やっぱり赤が似合う!」とはしゃぎ、お店にいた女性たちもみんな注目するハンサムな花城(小)。「哥哥が幸せであればいいよ」と少々投げやりに見える花城もかわいいです!プリティ・ウーマンみたいでここ、好きなんですけど、殿下は金持ってないんで、会計は花城が金箔で払います。そして「お釣りは取っておいて」と言います。ここを含めてこの一連の流れが好きだ…。
お店を出ようとする二人でしたが、謝憐は急いで店に戻って「その外衣をちょうだい!」と買い求めます。その外衣とは!?
74章に続く。