バンクーバーでは1月では記録的な寒さになって、 自分の住む市でも-13℃になった。しかも、朝雪の予報がなかったので、昨日は車の事故多発で交通は大混乱だった。
今日はそんな中でも犬の散歩をできるための服装について紹介しようと思う。
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基本戦略はレイヤリングをすること。あとは、できるだけ暖かい素材を選ぶこと。素材の力はとても強い。
ベースレイヤー
ベースレイヤーは、メリノウールを使ったものが良い。靴下、レギンス、長そでの一番下に着るシャツ。実際には上はユニクロのヒートテックを着てその上にメリノのベースレイヤーのシャツを着ている。
カナダで買えるブランドとしては、ちょっと高いけどicebreakerがメリノ素材についてはよいものが多いのでそこで買うのが良いだろう。安く抑えたいのであれば、Mountain Warehouseがおすすめ。今の時期はセールをしていて安く買えるし、子供用のものも揃っている。日本だとモンベルでも買えるだろう。なお、モンベルのジオラインなんかでも問題はない。
Icebreakerは260を履いて出かけたが特に問題なかった。
ミドルレイヤー
一枚タートルネックのフリースと、フリースのジップジャケットを羽織れば完璧。これでWhistlerで-15℃でもスキーができた。
散歩程度の軽い運動だと心配というのであれば、一枚シャツを足してもいいかもしれないが、なくても多分大丈夫。
ジャケット
バンクーバーでは、雨期になると雨が常に降っているので、防水 (water proof, water repellentは撥水で弱いので注意)、透湿(breathable)のフード付きジャケットを1枚持っておくと何かと便利。
こういうイメージのやつ。
胸にスマホが入るポケットがあると、スマホが体温で温められてバッテリーが急激に減らないのも助かる。
ウルトラライトダウンは、ミドルレイヤーのベストとしてなら使えるかもしれないが、寒波の中では風を防いでくれるのも大事なので、あまり適さないだろう。
ズボン
ズボンは snow pantsと呼ばれるものを持っておくとよいだろう。まあ、だいたいスキーウェアのズボンである。
僕はユニクロの裏起毛のズボンを履いている(多分ヒートテックウォームイージーパンツと呼ばれるもの)。撥水性能があれば、雪が多少降っても安心である。
関係ないけど、rain pantsと呼ばれるものもこっちでは売っていて、これを履くと雨の中の散歩もばっちり濡れないのでよい。
スノーブーツ
雪の中で歩くときはないと困る。足はどんどん冷えていくし、雪や氷はつるつる滑る。靴底の溝の深いブーツが欲しいところ。当地では、冬タイヤも溝の深さが法律で決まってるくらいなのである。
くるぶしまでのVessiのブーツでも一応行けた。けどだんだんと寒くなってきた。
こういうロングブーツも持っており、寒い中では安心感がある。
帽子・首・手袋
-10℃を下回ると、皮膚を外気に晒していると痛い。ちょっとでも風が吹くとやばい。なので、肌の露出を最低限にしないといけない。
帽子はカナダ英語でtoqueという。アメリカでもイギリスでも通じないらしい。まあ、ポンポンがついてそうなニットの帽子である。これが必須。
首周りはネックゲーター的なものを持っておきたい。ネックウォーマーでもまあ良いかもしれない。とにかく、ジャケットの中に少し入れつつ首に風が直接入らないようにする。
手袋は、風を通さないある程度防水のものを選ぶとよいだろう。地が薄いとほとんど意味をなさないので、しっかりとしたものが良い。
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これで、歴史的な低気温を誇る寒波が来ても犬の散歩に出かけられて安心だ。
天気予報アプリは複数入れておくのがおすすめ。Apple, WeatherCan, AccuWeatherの三つを入れてるが、今回はAccuWeatherだけ雪予報をしていた。
なお、うちの犬はロングコートなので、この寒波で元気になっているくらい。見習いたい。