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釜めし。釜飯。KAMAMESHI。居酒屋のメニューにあるとつい頼んでしまうよ、釜めし。時間がかかるだって?そんなん、待つに決まっているだろうが。
実は都内の某駅の高架下で釜めしが買えるんですよね。最初にSNSで知った時は狂喜乱舞をしましたよ。この釜めしがとんでもなく好きなのでね。その時はまだコロナが流行っている時期もあったので、お持ち帰りで買っちゃうぞいとルンルンで向かったのを覚えています。いまだにこのお店に行くときはルンルンなんですが。
小さい頃は、釜めしは具が多すぎてご飯部分にしか興味のなかった私ですが、今はもう、全てが好き。正確には料理をするようになってから「この一つ一つの具が輝いているごはんを作るのにどれだけの企業努力が……」と感じるようになったからですね。具の切り方や出汁、炊き方、それこそ器やお漬物に至るまで、全部を調和させるものを作れるなんてさ、頭が下がるよ。
一番好きな具はたけのこかな。しみしみで美味しい。しみしみ具合で言えばシイタケも最高なんだけど、たけのこを煮るのって大変だから、ついたけのこ贔屓になる。あとね、栗と杏子も最高。これらは最強の橋休みなんだ。昔はこれらを最後のデザート代わりにしていたけど、最近はしょっぱいのと甘いのを交互に行くようになった。これも加齢によるものか。あとねえ、漬物コーナーのワサビ漬けも最高でさあ。これだけで酒が飲める。
最近は映画の帰りにお持ち帰りすることが多い釜めし。お持ち帰りを気軽にできる環境にいることに最大級のドヤ顔を晒して今日は締めたい。