ぐるんぐるん連続右回転

バリウム検査で飲むあの白い薬、ヨーグルトの味に似てませんか?似てないか。何とかそう思いたい気持ちが生み出した錯覚なのでしょう。

ということで健康診断でした。行っている健康診断センターの人達が有能なので、実質RTAでした。健康診断RTA、タイマースタートです。まずはエレベーターを垂直に駆け上がるために、ここの壁を通り抜けます。そうすると受付の人との会話もスキップできるんです。できないけど。だってさ、受付しないとそもそもRTAが始まらない。そもそも健康診断はRTAではない。

私は心電図の検査が好きです。サイボーグになったような感じがして楽しい。体にペタペタを吸盤を貼られるのはくすぐったいけど、何とも楽しい。ぴっぴっぴ、と音が鳴ってるのを聞きながら横になってるから余計に実験体になった気分。それに、合法的に検査中にちょっとうたた寝しても許されるので嬉しい。あと視力検査もそこそこ楽しい。見えなくても適当に答えてもいい空間がそこにはある。しかも怒られないのだ、適当言うんじゃない、と。最高だ。素面で脳直の言葉を口に出せる場ってなかなかないのでね。

さて、問題はバリウム検査だ。やってることは楽しいんだけども、発泡剤を飲んだ後にげっぷをせずにバリウムを結構な量飲み込んで、検査する方の指示に従ってぐるんぐるんと回転する。前世にどんな悪行を犯したんだ、自分はという気持ちになるのがこの検査。でもある一定以上の人類はほぼ全員やるし、やはり人類は悪。正直なところ、発泡剤は美味しい。あれはラムネの味がする。バリウムも「なんかそういう飲み物」だと思えば悪くはない。でもさ、その後がさ!私が一体何をした!ってなりますね、うん。昨日私は調子乗ってお菓子を食べました。これが罪というやつか。

また来年、同じ気持ちになるんだろうねと思いつつ、無事に終了した健康診断にほっと一息つくのである。タイマーストップです、お疲れ様でした。

@chihane19
つらつらと。