年の数だけ煮る

乾物を溜め込んでいる空間を漁っていたら見つけてしまった。そう、豆まきのための豆を。

一人暮らしをはじめてから、豆まきはエアでしかやらなくなり、豆を貪るだけのイベントになっていました。炒り豆は食べたいんだもの。あの時期はたくさん炒り豆が並ぶので嬉しい。ただ、たくさん食べるとそれはそれで飽きる。ということで小分けにして、何故か乾物置き場にしまっていました。

一時期はお菓子保管エリアにいたはずなんだよな。どうしてここにいるんだ?多分乾いてるから乾物コーナーに無意識に入れた。私ならそういうことをする。だって乾物空間にお酒のつまみの乾燥したエビもいましたからね。

さて、豆です。そのまま食べるのも芸がないなあと検索。結果、煮ました。信頼しているレシピサイトに煮ていいよ、と書いてあったのでね。というか、煮ていいのかと目から鱗です。加工するとしたらもうすり潰すしかないのでは?と思っていたのでレシピを見た時はびっくり。半信半疑で調理してみたらちゃんと柔らかくなってさらに驚きました。しかもさあ、味がしみしみでさあ。美味いんだよ。あと、豆の旨みがぎゅっと濃縮されているようで、モリモリ食べちゃう。タンパク質、タンパク質!

炒り豆が料理に使えると分かって嬉しくなって、世界が広がる感覚がしてわくわくしました。今回はさつまいもと一緒に煮ましたが、来年はご飯と一緒に炊くのもいいな。それにしても、食材ってのは奥が深い。調理がワンパターンだな、と感じたらレシピ検索をして新しい調理方法を試すのもありだな。なんて思わせる出来事でした。

@chihane19
つらつらと。