ファミチキからじゅわっとあつあつの汁がでてくるとラッキーだなって思います。たいてい、そう思ってうきうきして瞬間に洋服が肉汁で汚れててしょんぼらするのですが。私はあちあち肉汁がたくさんのファミチキをうまいこと食べることができない。
揚げ物の匂いは独特だな、と思う。油っぽいって感覚、舌から味として認識して、理解するもののように思うけれど、揚げ物の匂いを嗅いだだけで「これは、油っぽいやつだ!」ってわかる。これすごいよなあ。サラダはあんまりそんなこと思わないし。パンやクッキー、お米とかの穀類の炊き上がったり焼き上がる香りもまた違う。油系のものは「油の世界にやってきたあ!」って感じるんだよなあ。
あと、油の種類とか、揚げているものによっても油の世界の場所が変わる。当たり前の話なんですけども。
ファミリーマートって、ファミチキの匂いがするんだよね。なんかこう、ファミチキなんだ。狭いお店ほどファミチキだあ!って思うしお腹が減る。あと、近所のお弁当屋さんからはお弁当の中に入ってる唐揚げと、焼きそばの匂いがする。お店の前を通るとふわっと漂ってきて、脳内が完全に唐揚げと焼きそばに染まる。そんでもって、焼きそばパンが食べたくなる。これはあんまりお店に関係ない上に、焼きそばをみるとコッペパンに挟みたくなるから単純に脳内の連想ゲームなだけ。
そういえば、中華料理屋さんは圧倒的な油で殴られる感じ。特定のメニューを連想できず、ただただ「油」って思ってしまう。不思議だ。ファミリーマートは即座にファミチキって連想するのに。
匂いからの連想ゲームは面白い。お腹が減るんですけどね。