大きいコップに入れてごくごく飲みたい

ブラッドオレンジジュースをしっかりと認識したのは某チェーンカフェでした。懐かしい。

と書いておいてなんですが、もっと昔に出会っていた。イタリアンレストランだわ。そうだそうだった。もしかしたらその記憶のもっと前に出会っているかもしれないがもう覚えていない。もともと、曖昧な記憶を頼りに生きているから許して欲しい。

色を見て、なんとなく味を予想できるのは、今までの食の経験からきているのだろう。例えば、赤いものを見ればイチゴ味かトマト味だし、緑色のものは草っぽい味。黄色だととうもろこし味かな。もちろん、パッケージとか人の説明の有無によって予想が外れることもあるんだけど、色と味が脳味噌内できちんとリンクするからこそ、納得して飲食ができている。

ここまで書いてやっと分かったんですが、だから私は真っ青などの原色カラーの食べ物が苦手なんだろうな。味の想像ができない。あ、でもパッケージにサイダー味みたいな文言があれば大丈夫だ。あと幼い頃の経験からか、ブルーハワイのかき氷も平気。真っ青な食べ物だとスポンジケーキなどのふわふわなものがだめなのかも。てかまあ、あれだ、色と味が頭でリンクしない食べ物が苦手なんだろうな、きっと。

さて、ブラッドオレンジジュース。これは経験があるので、色と味が頭の中できちんと繋がる。最初見た時、これでオレンジの味がするの?なんて恐々と口にしたもんだ。懐かしい。甘酸っぱさとほろ苦さのある独特な味がいい。これのお酒も好き。ジュースを炭酸で割ってもいいなあ。こうやって、頭の中でいろいろな味が蓄積されていく人生もまた楽しいね。

@chihane19
つらつらと。