コートを着る時期、食べ物の写真には高確率でコートとマフラーが写る。これ豆です。私の豆知識。生きていくために不必要かつ、性格が割れる情報です。
この前、お散歩ついでにアフォガードを食べました。もとより、このお散歩はアフォガードを出してくれる喫茶店に行くためのものでした。歩くのは健康に良いですからね。歩いた上でアフォガードを食べる。なんとも最高ではないか。
もともとコーヒー屋に勤めていたこともあって、個人的にアフォガードというものに多少の思い入れがあります。これ、作るの楽しかったんですよね。私がいたお店では店員がどばっとエスプレッソをかけていたのですが、その「エスプレッソを冷たいものにかける」という瞬間が楽しくて楽しくて……！アイスの上を滑るように流れ落ちていくエスプレッソが徐々にアイスに染み込んでいく光景はなかなか楽しく、綺麗。しかも美味しいんだもの。何度だってアフォガードっていいなって思っちゃう。
今回のお店は自分でエスプレッソをかけるスタイルだったので、存分にアイスとエスプレッソの邂逅を眺めることができました。ちょっと溶けたかと思いきや、エスプレッソが冷やされてアイスのようになるのがたまらんのだよな。そんでもって、そこにたまるエスプレッソが徐々にアイスの色を混じって淡くなていくのもいい。
なんて思いながら存分に鑑賞し、ぱくり。ひえひえのアイスとエスプレッソが手を組んで私の舌の上をはしゃいでる。アフォガードって私の中ではシェイクと同じ枠に入っているので、食べているとだんだん液体が欲しくなる。下の方にたまっているけど、それはそれなので。
抹茶をかけるなどの変わり種アフォガードもありますが、やっぱり元祖も美味い。またお散歩の目的に食べにいくとしよう。