これは新幹線のホームで買った新幹線コーヒー。これ、新幹線のホーム限定でも構わないんですが、数を増やして欲しい。更に言えば他の味も試したい。でも気軽に買えないのよな、んぎぎ。
突然ですが、朝の匂いってあるよなって。この前そんなことを唐突に思いました。
朝は活動をはじめる時間だからか、早ければ早いほど辺りは無臭。これ、季節共通だし、時間が早ければ早いほど匂いがしない。これから人が動き出す予感をさせるものの、実際に動いている人が少ないから香りがないんですよね。特に冬は冷たい空気に何の香りもしないから、すんごく無機質に感じちゃう。そしてなんだかとっても疎外感を覚える。
でも、少しずつ時間が経ってくると香ってくるんですよね。コーヒーが、パンが、お米の香りが。しかもこれら、出来立ての香りなんです。朝早くの初々しい香ばしさが鼻に届くとなんとも言えない心地になる。ああ一日がはじまるな、と気が引き締まったり、このまま出来立てのコーヒーを頂きたいなとじゅるりと涎を垂らしそうになったり。
そんな匂いにつられて周囲を見渡せば、朝早くから働いている人達がいる。世界って止まっているように見えて動き続けているんだなあ、なんてありきたりなことを考えながらよいしょと心の中の自分が腰を上げる。朝の香ばしさはそんな一連の流れを私にもたらす。
コーヒーも、パンも、お米も、全部全部いつ匂いをかいでもいい香りなのに不思議なんだよな。朝一の無垢な香りが一番好き。