死ぬまで正式名称を一発で迷わずに言えないだろうと思っているのがアボカド。私はパソコンの入力予測に助けられて生きています。なので、発音すると「アボガド」って言います。なんでこんなに濁音が多いんだって思うものの、そもそも本来はそんなに濁音は多くないんだよ。
アボカドの選び方も分からなければ、熟したタイミングも分からない。私はいつになったらアボカドと仲良くなれるのだろう。もう何度アボカドを可哀想な目に遭わせてしまっただろう。八百屋さんで時期を聞いてもことごとく外すんだよね。私はアボカドのことが好きだけど、もしかしてアボカドは私のことがそんなに好きじゃないのかもしれない。そんなのってないよ。
ということで、ご飯屋さんでアボカド入りのものを見ると嬉々として注文します。お店で調理されたアボカドは絶対に美味しい。てかどうして熟してるって分かるの。少しだけ嫉妬してしまうが、美味しいと言う感情の前に全てはひれ伏すのだ。
某サンドイッチチェーンに行くとやっぱりアボカド入りのものを注文する。家で作らないんだもの。というより、野菜サンドが好きなんだな。さっぱりするし、お腹いっぱいになるのがいい。野菜を美味しいと感じることができるようになれたのは嬉しいね。今回、塩コショウオイルビネガーにした挙句、オイルビネガーを使わなかったので、次回はわさび醤油にしよう。久しぶりに行ったからかお気に入りのソースを忘れていた。うん、やっぱりアボカド入りのごはんはいいね。うだうだた気持ちが吹っ飛んでいく。私はこれからも誰かが調理してくれたアボカドを食べて生きていくんだ。