きれはし賛歌

シベリアのきれはしを買った。カステラと羊羹の美味しいやつ。私はお前が大好きなのだ。愛の告白です。

シベリアってもんはなんぞや?ということについては、カステラだったり、ふわふわのスポンジだったり、あんこだったり、羊羹だったりと、説明されるところによって書かれ方は様々ですが、美味いという事実だけは変わりません。こいつは濃いお茶に合う。ジャワティーでもいい。近所にもっとジャワティー売って欲しい。話はこうやって脱線する。

ひえひえふわふわしっとりの卵の味がする生地とつるっとしたあんこなんてさ、美味しいに決まっているんですよ。作る手間があると聞いて五体投地しかできない。ああ、シベリアやシベリア。私はいつまでも君を買い続けるよ。

なんていいつつ、買ったのはきれはし。きれはしってのは美味いんですよ。シベリアに限らず。はしっこには旨味が凝縮している気がするんですよね。同じカステラであろうが、スポンジであろうが、味の全部が詰まっている。パンもはしっこが好き。食パンははしっこの耳を取らないでそのまま切って欲しい。(なので高級食パンの一斤丸ごとは非常に好ましい)

はしっこなのでちょっぴりぼこっとした羊羹を味わえるんですよね。それもまた食感が面白いので好き。裏メニューを食べているみたいな特別感もある。だからはしっこが好き。少し安い点もお財布に優しいので非常に良い。

欲張って買っても食べきれないので、きれはしを見つけて余裕があったら買う。ある意味贅沢なのだと思う。だからこそ私はまた、シベリアのきれはしを見つけたらにこにこしながら買うのです。

@chihane19
つらつらと。