
私は牛乳が好きである。お茶を牛乳に差し替えて常に飲み続けろ、と言われても何の苦も無く飲むし、牛乳を使った飲み物が大好き。それこそ幼い頃は喉が渇いたら冷蔵庫にある牛乳を飲み、消費ペースが速い!と母に苦言を呈されていたな。
そんな私は瓶入りの牛乳をみつけると高確率で手を出します。手を出さない時は持ち帰れない時や、本当に喉が渇いてない時くらい。瓶から飲む牛乳も乙なもんなんだよ。そうだ、私は給食の時に牛乳と一緒にご飯を食べられる側の人類だ。いまだにいけるしね。液体は水分なので、ご飯を流し込むという意味でなんでもいいのだ。
駅ナカの牛乳スタンドが大好き。時間に余裕があると絶対に立ち寄って、腰に手を当ててごくりとやります。あの瞬間はたまらんのよな。心が緩むし、解放される感じがしてほっとする。これから牛乳スタンドの数は減っていくのだろうか。人件費とかいろいろな問題があるのは分かるけれど、生き残って欲しいもんだ。
たまたま立ち寄った駅の改札内に期間限定の牛乳スタンドができていて、私は歓喜した。この駅には牛乳スタンドがないのよな。期間限定とはいえ、まさかできると思わなくてうっきうきで購入。もちろんその場で飲みます。さっぱりした、爽やかな甘さが舌から鼻に抜ける。なんとも美味い。
牛乳美味しいなあと思って飲んでいたら、釣られるように立ち止まった人たちが牛乳を買って飲んでいた。分かるぞ、人が飲んでるものって美味しそうだもんね。空になった牛乳瓶を指定の場所にいれながらしみじみする。私以外にもたくさんの牛乳タイムをした人がいることに嬉しさを覚えながら、期間内にまた行きたいぜと決意したのだ。