夏コミを駆け抜けるとぼんやりする。冬コミでも同じ。
コミケって、なんだか大きな文化祭に参加するような感覚がある。はじまる前はバタバタして、不安で、勝手にハラハラしてるのに、いざ始まると余計なことを考える間もない。気づくと終わってる。まさかこの歳になっても毎年、年に二回もこんな感覚を味わうようになるとは思わなかった。参加者の皆様、本当にお疲れ様。今年も夏は過酷でしたね。
さて、今回はコミケ前日に親戚の接待をすることになりました。なんかね、こっちに来ることになってた。んで、なぜか食事をすることになっていた。次の日、すんごい早起きするからお酒は避けようとだけ決意したのを覚えている。実際、お酒は飲まなかった。本気の本気で起きられん。
代わりに辛いものを食べよう、と唐辛子で真っ赤なユッケを食べました。美味しくてやわやわのお肉入りのやつ。しかもお野菜もごろごろ入っていて、卵もしっかりと溶けている。最高だあ!
これは体力を消費する前日に食べるにはとってもぴったりな食べ物だ。辛いものとお肉。元気が出るに決まっている。あちあち言いながら無心で食べつつ、親戚は私が辛いものを食べられるようになったんだと驚いていました。私をいくつだと思っているんだ。それこそ、コミケに何年行っていると思っているんだ。誇るようなことではないけれど。
辛いものを食べた、夏の祭典を駆け抜けた。まだまだ夏は終わらないけれど、一区切りついたなと思う私であったのだ。