箸休めにちょうどいい

メインの大きなお皿と白米、スープ。うん、いいねいいね。それだけか?それだけではない。そうだ、定食は小鉢も心踊るものです。

定食という存在はうきうきしてしまう。メインはもちろんのこと、小鉢には何が乗っているのか、味噌汁やスープにはどんな具が入っているかなど、プレゼントを開ける寸前の子どものような気持ちになっています。お店によって色が出ますからね、ここ。そして同じ小鉢のメニューであったとしても味付けが異なる。うきうきそわそわしてしまうのも無理はないのです。

さて今回は中華料理店で定食を頂きました。ライブの後に食べる中華料理は染みる。

中華料理の小鉢って一般的な定食屋さんで見るような小鉢にはない料理が盛られていることが多く、期待値がかなり高いです。あと家で再現できないものも多いのも点数が高め。我が家に中華料理用の調味料がないからこそ、お店に行くと家で作れないものを頼んでしまう。

今回の小鉢は枝豆とホタテの唐辛子あえと、麺のようななにか。なんなんだろう、この麺のような何か。春雨ではないんだ。麺だと思うんだけど麺じゃないのかな?前に別のお店でも出たんだよな、これ。個人的にとても好き。

と思って調べてみたら、これ豆腐なんですね。豆腐干ってやつらしい。ほう、きみは豆腐だったのか。言われてみれば高野豆腐のようなもそもそ感がある。だから好きなのかもしれん。もうちょいたくさん食べたい。豆腐だからタンパク質もとれるではないか。

若い頃に比べて小鉢にわくわくできるようになってきたのは面白いな。歳を取るごとに興味の対象が変化するんだろう。でもしばらくは色々なお店の小鉢に心馳せることにしよう。

@chihane19
つらつらと。