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お菓子を溜め込む癖は相も変わらず健在で、なので今回食べたたべっ子どうぶつの厚焼きも今月頭に買ったものをようやっと封を開けたのです。あ、でも今回は食べるの早いな。いつもなら最低でも一ヶ月は溜め込んでから食べるのに。
この厚焼きのたべっ子どうぶつを買った時のことは今でも鮮明に覚えている。ジムの帰りに寄ったスーパーで恒例の買い物タイム。野菜や魚、お惣菜などを入れたカゴを持ってさてお会計をするかと列に並んでいる時、この柔らかな色合いのパッケージが目に入ったのです。なんとも優しい色だ。見慣れたピンクのパッケージではない。柔らかな暖色の、高級感あふれる文字が書かれた袋がみっちりとつまった棚が目に入る。その時、脳内で歓喜を告げる鐘が鳴ったのです。これは運命である。出会うべくしてであった運命のお菓子だ、と。鐘はそう告げ気づけばカゴにそれは入っていたーー。
なんてアホみたいな書き方していますが、胸が高鳴ったのは本当の話です。美味しそうなお菓子を見ると、いつ何時だって恋におちる。しかもこれ、安かったんですよね。まんまとスーパーの戦略にハマってしまうお客様でございます。
食べてまず思ったのは、私が小さな子どもでなくてよかったなあということです。美味しすぎるので速攻食べ尽くし、おかわりを要求する妖獣に変化してただろう。それほどまでに美味い。適度な固さで齧りやすいし、どこか懐かしさを感じるちょうど良い甘さがほっとする。これ、牛乳によく合います。
もったいないので、毎日ちまちま食べています。早く食べないと湿気るのは分かっているのですが、美味しすぎて。今度スーパーで見たら買い溜めしよう。そうしよう。