屋台で絶対に買うものがある。それは焼きそばとベビーカステラです。一時期はタコ焼きやらじゃがバターなんかもラインナップに入っていたのですが、気づけばシンプルになっていました。ここらへんはきっと、やっぱり、幼少期の屋台での思い出に関係するんですよね。
小さい頃、近所のお祭りではそんなに食べ物の屋台がなかったんです。焼きそばにお好み焼き、ソースせんべいにかき氷くらい。それでも、道路にお店があって、そこで食べ物を作っているのを直に見られるという非日常感にわくわくして、お金を握りしめて駆け寄ったもんだ。
そうそう、家で作る焼きそばと屋台の焼きそばの味の違いに目を輝かせたのも懐かしい。いまだに屋台の焼きそばを食べると唸ってしまう。大量に作るからかな。屋台の焼きそばは具がシンプルになればなるほど美味しい。キャベツと気持ちばかりの豚肉がありゃいいのよ。量はそこまで気にしない。プラスチックの容器にぎゅうぎゅうに詰めてくれればそれで良い。
そして、ベビーカステラ。夏の大きなお祭りの時に買うことができるこれまた特別な食べ物として認識している。最近は色々なところで見かけるんだけども。ころんとしたフォルムとほくほくつやつやの焼き目がたまらない。可愛らしくて美味しそう。焼きたてあつあつを食べちゃいたい。羽根みたいなのがついているとおまけ感が出て尚良い。兎にも角にもあつあつのうちに食べたい。
そういえば最近、屋台のソースせんべいを見かけないな。見つけたら買っちゃおうっと。