ラーメンのスープの味って悩むんですよね。醤油か塩かって。味噌も好きなんですが、夏はちょっとだけ避けがち。味噌は秋から冬にかけてはふはふしたい。心がいつまでも幼いので、つい醬油ラーメンを頼んでしまうものの、塩も美味しいのを知っているからこそ悩む。さあ、どうするべきか、どうしよう。
ということで、選ばれたのは醤油でした。なんかね、初めて行くお店ではオーソドックスなものから頼むっているマイルールから逸脱できないんだ。
さて、真っ昼間から酒を飲むことになったので、空きっ腹を治めるべくワンタンメンを食べました。実はラーメンじゃなくてワンタンメンを食べたのです。いや？ラーメンにワンタンが乗ってるんだから、実質ラーメンでは？と延々と考えそうになるので思考はここで打ち切る。
美味しいとこがあるよと聞いたお店に連れて行ってもらい、着席、着ワンタンメン！ちなみに焼きワンタン（エビ入り）も食べたんですが写真を撮り忘れました。ワンタンメンを撮ってから夢中食事タイムに入ったもんで。そんだけ美味しかったんですよ、ワンタンメン。
ワンタンって漢字で書くと雲吞じゃないですか。雲ですよ、雲。雲を呑むんですよ。たまらんですなあ、雲。つるむちっとした雲を噛んで、飲み込む。中に詰まった肉汁とラーメンスープがマッチして私の背中に羽が生える。この世の楽園はここにあるのだ。
やっぱり美味しいよねえ、ワンタン。写真を見るたびにワンタンが恋しくなる。近所にワンタンメンを出すお店が出来て欲しい。ああ、ワンタン、ワンタン。私は雲を食べたいんだ。