名前にカタカナが多いものを食べると、とてつもなく優雅な気持ちになる。同時に私は今何を食べていたんだっけか、と分からなくなる。でもまあ、美味いしでこの疑問は終わる。基本単純なのです。
さて、ヴィクトリアサンドスコーンを買いました。お茶とかお菓子が好きではありますが、それぞれの知見が深いわけではないのだ。ゆえに、見知らぬお茶やお菓子がたんまりある。いいね、それだけで世の中が面白く思えるから。ということで、ヴィクトリアサンドってなんぞやと思って買いました。なお、スコーンだけではなく、ケーキもあったんですが、キャロットケーキとレモンケーキに惹かれてそっちを買ってしまったので、次回以降にする。
もともとはケーキの方が主流なんですかね。美味しければどちらでもよいので、私は両者を食うのみ。調べれば調べるほど、やっぱりケーキの方も買うべきだったなと思いますが、楽しみは次回にとっておくべき。スポンジケーキにラズベリーとか苺のジャムをサンドしたものなんてさ、美味いに決まってんのよ。食べたい。
さて、今回はスコーン。バタークリームと自家製のラズベリージャムがサンドされており、食べる前からワクワクが止まらない。しかもフォルムが可愛すぎる。ぽてっとしているのに、気品を忘れることなく皿の上に鎮座するスコーンにお辞儀したくなるのです。そのまま食べた方がバタークリームが溶けないとのことなので、パクリ。私、バタークリームって大好きなんですよ。舌に広がるこってり感がたまらん。それにラズベリージャムとかさ、天を仰ぐ。
紅茶もしっかり用意したので、合間にずずず。イギリスの人、こんなにも優雅で美味しいものを現地で食べられるのいいなあ、なんて思いつつ。美味しいものの命は儚いのであっという間に完食しました。次回はケーキもスコーンも両方買うぞ。楽しみが増えるのは嬉しいことだ。