CENTHOさんの塩キャラメルのチョコです。毎年買っちゃう私の中でこの時期定番のチョコ。
はじめて試食したときの衝撃がすごかったんだよなあ、これ。中にはいってるキャラメルが滑らかで濃いし甘じょっぱいし、それを包み込んでいるチョコの厚さが程よい。やわく噛んだらぱきりと割れる。この適度な硬さがたまらないんだこれ。
チョコなどのスイーツが好きだけれど、詳しい用語は曖昧に覚えているせいで、この手のチョコを四角いチョコと呼んでいる。この呼び方のせいで、ダースなどのチョコや板チョコと勘違いされることがあるものの、あれらはちゃんとそれぞれの名称を呼ぶって。そこまで曖昧に生きていないやい!
高価な四角いチョコ、中に入っている柔らかい美味しいペーストと外側のチョコの噛みごたえという意味での調和が本当に素晴らしい。そりゃそうだよな、それを考えた上でチョコを作ってるんだろう。何の意味も持たせずにそれぞれの柔らかさを決めているわけじゃないよな。全部全部、計算し尽くした上での美味を味わえるのかと思うと、ぞくぞくします。作り手さんまるごと食べている感じ。だからこそもったいなくて、ちびちび食べたくなる。でもそうすると作り手の意図とは異なるだろうから思い切って口に放り込むんです。
飲み込むのがもったいないくらい美味しくて、飲み込んだら波が引くように美味しさが遠くにいってしまうのが切なくて、よく分からない気持ちになるながらお高いチョコ。この時期に思い切って買う一時の罪悪感にも近い美味しさに酔いに酔ってやる。