悠久を喰らえ

後輩へお願い事を飲んでもらうべく、ランチ接待をすることにした。もちろん袖の下も忘れずに持っていきました。袖の下といっても美味しいクッキーなんですけどね。悪代官ごっこをしながら渡しました。相変わらずのノリの良さだった。

気づけばスパイスの効いた料理を好むようになっていたので、食べたことのない料理への好奇心が一層強くなっている。なもんで、今回はエジプト料理を食べに行きました。しかも食べ放題なのです。なんと素敵な文化の融合。後輩が最近エジプトにハマっているとのことでチョイスしてもらったのですが、速攻で了承の返信をしました。

エジプトという存在は、日本に住んでいてもそれなりに身近な気がしている。主にコンテンツからエジプトを感じているからだろう。気づくと、エジプトのような何かを目にしているし、無意識にそれらを摂取している。だからといってエジプトに詳しいわけではない。それこそ、ピラミッドに関連することしか知らないのだ。身近な気がするのに、実際はどこまでも遠い。

てなことでエジプト料理。スパイスの効いた煮豆が美味いのはもちろんだが、コシャリっていう料理をはじめ、ご飯とパスタを混ぜている料理が印象的だった。中でもロズ・ビ・シャーレイヤっていう細いパスタと味のついた米が混ざってるそばめしみたいなのが美味しかったな。そうそう、牛肉ボールをスパイスで煮たやつも美味かった。ジャガイモが入っていたらエジプト風肉じゃがだった。

食べた後になんとなしにエジプトを検索する。なんだか不思議だ。私の認識しているエジプトがぼやけていく。だけれども味の印象は強烈だから次にエジプトを思う時はピラミッドとご飯が浮かぶのだ。

@chihane19
つらつらと。