賛否あるのは分かっているが、私はトイレにある風で水気を吹き飛ばすやつが好き。あの勢いがいい。んへへって声が出そうになる。ハンカチで拭いた方が速いんだけども、なんか使ってしまう。
あと音もいいね。ぶいいん、っていういかにも機械という音。あのうるさすぎる風の音を身近に聞くことがほとんどないから物珍しさがいまだに勝つ。あ、でもドライヤーもこんな感じの音を出すか？いや、ドライヤーの方がおとなしいや。
会社のトイレで、掃除のおばちゃんが風が出るタイプの手を乾かす機械の側面を取り外して乾拭きしていた。そこ、外れるの？ってわくわくしてしまった。以前からこれってどうやって掃除すんだろなと思っていたから、いきなり謎がとけた。私は乾拭きのとこしか見ていませんが、もしかしたらその前に何か別の作業をしていたのかもしれない。乾拭きだけじゃないなにかを。
機械の掃除って手順というか、きちんとしたやり方があるからある意味楽。ぐちゃっとした部屋を今から綺麗にしてくださいって言われるより楽。種類が違うでしょとか言わないで。それこそ、私は以前はコーヒー豆を挽く機械の掃除が大好きでした。手順が決まっているし、ゴール見えやすいからね。嬉々として掃除していた。
でも部屋の掃除はだめだ。部屋の掃除を「とりあえず床が見えればオッケー」だと認識してるからね。あと棚に綺麗にものを並べるとか。難しいな。掃除は本当にわからん。生まれてうん十年経っているけれど、死ぬまでに得意になれそうにない。掃除ってのは奥が深いねえ。今日もどこかで掃除をしてくれる誰かに最大の敬意をもって生きるのだ。
あ、私の部屋は週末に掃除機をかけたから綺麗です。私の認識では。