両親の知り合いから果物が送られてくるのをひっそりと楽しみにしている。なぜって、そりゃあおこぼれが貰えるからです。最近の果物はちょっとした高級品ですからね。頂けるのであれば有難く頂戴したい所存。
そういえば今年は結構な頻度で家で果物を食べているなと思う。食べない年はみかんくらいしか食べないんですよね。先ほども書きましたがお値段の問題でね。外食すると「普段食べないし」という気持ちからフルーツ関連の食べ物を選びがちってのも関係するのかな。わざわざ家で食べなくても、みたいな。実家で好き勝手にみかんを食べていたあの頃に自分へ「それって結構高いんだぞ」と言いたくなる。
さて、今年も頂戴したのは実が黒い柿。私はこの柿を次郎柿って聞いていたんですが、調べてみると紀の川柿っていう栽培方法の柿っぽいんですよね。でも栽培方法だから種類ではない。やっぱりこれは次郎柿か。うん、多分これは紀の川柿っていう栽培方法の次郎柿だ。
ということで柿を切る。この柿は実が硬いので切りやすいのがいい。私はなんでもかんでも完熟させてから食べるので、切る難易度が格段に跳ね上がるのだ。なのでこの柿大好き。ある程度完熟しても切りやすいんですもの。楽しいなあと、正しい切り方なのか分からない自己流の切り方で柿を切って冷やす。やはりご飯の後にデザートの果物があるとなるとわくわくしますよね。
晩御飯を食べてからウキウキ気分で柿を食うこのしっかりとした甘さがいいんだよね、柿。我が家には鐘はないが、心の中の鐘が何度も打ち鳴らされる。デザートの果物はやはり至高だ。まだ一つ残ってるから大事に食べるとしよう。