罪悪感を打ち消す野菜

たけのこみそしる
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公開:2024/6/4

映画を見た後はいつも腹ペコになる。時間を問わず、いつだってお腹が減る。きっと、映画を見ることに集中して、ストーリーを自分の中に取り込んで、咀嚼しようと体の全部がフル回転しているからだろう。兎にも角にもお腹がぺこぺこになる。

ということで、私はタレカツ丼を食べていいことにした。ストーリーを消化・咀嚼・自分なりに理解するのってエネルギーを使うから仕方ない。揚げ物を食べてもこれはゼロカロリーです。

そういえば新潟に行った時にタレカツを食べ忘れていたな、とお店に入って思いました。新潟で「タレカツって新潟の地元フードなんだ」って思ったのに、タイミングがなくて食べられなかったんだよな。まさか東京で食べることになるなんてなあ。と考えながら注文したヒレタレカツと野菜のどんぶり。野菜も揚げられていますが、野菜をとっていることには変わりないのでね。

やはり旅行に行ったら地元のソウルフードは食べるべきだよな。とはいえ、胃袋には限界がある。計画的に攻めないといけないのだ。でも全部食べたい。私は強欲である。

さて、タレカツ丼。言葉だけ知っていたのですが、実際に食べてみるとなるほど、カツ丼とは違うものなんだなあとはっきりしました。薄めでカリッと揚げられたお肉がさっと醤油だれにくぐらせられている。それがご飯に乗っている。なんとシンプルであろうか。否、シンプルだからこそ美味しいのだ。変なくどさもなく、肉が薄めだからかぱくぱくいける。これ、卵でとじないのは正解です。とじないからこその味わいが確かにある。

と、お腹いっぱいになったところで映画をみたという私の中での情報整理が完了する。さて、どこかでパンフレットを見ながら、この情報をブラッシュアップしていこうではないか。

@chihane19
つらつらと。