スープの素を貯めている場所からスンドゥブの素が出てきた。私こんなん買ってたのかって思ったものの、ちょうど辛いものが食べたかったんだよね。過去の私、よくやった。
唐辛子系の辛い料理、実は作るのに勇気がいる。自分の好みにできないと地獄を見るのでな。だからインドカレーみたいなやつもレトルトしか買えない。自分で作るのは戸惑ってしまう。チャレンジしたら楽しいのはわかっているんですけどね。
ゆえに唐辛子系の辛い料理は基本出来上がっているもの買っている。お気に入りのお店やレトルトもあるのであまり困っていない。とはいえ、たまに具をもっと自分好みにしたいな、という欲求が出てきてしまうのだ。消費者とはかくも欲張りである。てな感じで買ったのだろう。スンドゥブの素。あと値引きシールの存在はでかいはず。値引シールが貼ってあると、無条件に手に取るんだよな。
冷凍庫のお野菜が溜まってきているので一掃の手助けとなるべく、スンドゥブの素をことこと温める。ほうれん草とねぎ、にんじんを入れたところでお水もちょこっと投入。野菜から水が出るとはいえ、少しばかり不安な嵩だったのでね。入れすぎないよう、慎重に少しずつ水を足して、満足のいく量になる幸せ。無論、味見も忘れない。濃さは十分だ。そして最後に豆腐を入れて、卵もどぼん。辛さも欲しいけれど、マイルドさも求めているのです。
ことことしているうちに餅をレンチンして完成。私の理想の辛いスープができてほくほく顔を晒すのだ。マイルドさと辛さが手繋ぎダンスする。ああ、これだよこれ。あともう一袋残ってるし、具材を変えてまた作るとしよう。棚からぼたもち、もとい、スンドゥブの素。いい感じだ。