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某牛丼チェーンで復刻メニュー祭りが開催されていることに気が付いた。疲れたなあと思いながらお店に行って、そこで気が付いたのです。
そこそこ自炊をする人間ではあるものの、自分で作ったものに飽きる瞬間がる。朝も昼も自分で作ったものを食べているのになんで夜も食べなきゃいけないんだ、みたいに。だいたいこんなことを考える時は疲弊しているのだ。くたくたになると自暴自棄になる。そうして行き着く先は辛い食べ物なのだ。
ちなみに冒頭で復刻うんぬんと書きましたが、今回は復刻メニューを頼んでいません。だって疲れているんだもの。だから辛いものがいい。ということで、選ばれたのは鶏豆腐キムチチゲでした。復刻メニューはそのうち食べます。
ぼんやりと辛い物を食べる時、一口目を飲み込んだ時にだいたいむせる。何故か分からないのだけれど、いつもそうなってしまうのだ。辛い成分が喉に張り付いてびっくりするというか、喉が辛さに驚いて咳が出てしまう。本当は二口目、三口目とどんどん食べ進めたいのに。げほごほしながら水を飲んで小休止。よし、これでいける。
世間を見るとキムチには豚肉というメニューが多いように見えるのですが、実はこっそりと鶏肉とキムチという組み合わせが好きだったりする。もちろん、豚キムチは美味しいんだけどね。鶏肉になるとほんの少しだけ優しくなるような気がするのだ。その優しさを食む中で、疲弊でぼやけた頭が少しずつ覚醒していく。
辛い物を食べて体がかっかと暑い。少しばかり寄り道しようかと思ったけれど真っ直ぐ帰ろう。辛さで回復した元気のもとを大きくするためにも、さっさと眠るのだ。