付け合わせのひじきが上品な味でした

新幹線に乗るのは楽しいので好きなのですが、目的によってはほんのちょっぴり憂鬱だったりする。研修へ行くために乗る新幹線。ああ、ほんのちょっぴり、憂鬱だ。しかも研修の後に会社の飲み会もある。ああ、ああ。憂鬱って文字をこんなにも打ち込まないといけないことがゆううつ。思わずひらがな。

ということで気分を上げていくためにも、美味しい駅弁を買うぞと考えてこちらを手に取りました。そうです、えんがわ寿司弁当です。

駅弁にえんがわがあるなんて思わなかった。多分これ、前からあったんでしょうけど、少しお高いので目に入っていなかったんですよね。お高い駅弁はここぞという時に目に入れるのでね。そういえば押し寿司の方は見たことあったな。おかずが欲しいから手に取ったことはないけど、今後家で食べるために買ってみるか。

幼い頃に初めてえんがわを食べた時の衝撃は強かったなあ。あの頃の私はマグロかエビしか好きじゃなかったのでね。白身魚は美味しいけど、好物かと言われると、という感じ。完全に年齢によるものだ。そんなある時、親が食べていたえんがわを一口貰って世界が広がったんだよな。白身なのに脂を強く感じられる。しかも歯ざわりもいい。こんなの、好きになるんですよね。特に炙りが美味しい。脂がとろとろになるんだよなあ、幸せ。

にしてもこの駅弁、いくらもついてるなんて豪華すぎる。とろとろのえんがわといくらなんてさ、幸せになれるに決まっているんですよ。ああ、酒が欲しい。でもこれから研修だ。と、煩悩にまみれたお陰で吹き飛ぶ憂鬱の文字。やはり美味しいは正義なんでしょうね。

@chihane19
つらつらと。