もふもふの洗礼

我が家には猫がいるので、洋服をクリーニングに出すのが大変だ。毎度、コロコロからのガムテープを出動させ、ひたすら無心にぺったんタイム。その後は明るいところで細部チェックし、そこではじめて「クリーニングに持っていくぞ!」となる。枚数が多くなればなるほど、時間も手間もかかる。なので冬物をクリーニングに出す時期はだいたい発狂する。え、もっと早くに出さないのかだって?私は物臭なんだよ。えぇい、開き直るな。

数年前からこんな状況を打破したい、自分でどうにかできないかっていう気持ちになっています。その方がお店の人にも手間をかけないし、自分も楽。だがお高めの洋服を洗濯機にいれる勇気はないし、手洗いもそれはそれで大変。かえってものを悪くする可能性だってある。となるとクリーニングに出すしかない。

さて、今回は毛布をクリーニングに出すか延々と悩んだ。洗濯機では洗えないサイズ、厚さなのでね。かといってクリーニングに出すとなると洋服よりも面積が広いため永久的狂気になる。もしかしたら毛布って時期が過ぎると神話的生物になるのかな。なんて現実逃避をしたところでなにも解決しない。時間だけが過ぎていく。ああ、こうなるとだんだん面倒になるとも言っていられない。今年の冬にまたお世話になる毛布を今どうにかしなければ。

気が付いたら私はコインランドリーにいたのでした。これは私が使っている毛布なので!ちゃんとコロコロもしたので!(一時的狂気)と誰かに言い訳するようにえいやと毛布を放り込む。新しいコインランドリーなのか、室内はとても綺麗だい、空調も効いている。ごうんごうんと機械だけが鳴いているこの場所にいるのも面白いけど、私は昼飯を食いたいんじゃ。

乾燥までやってくれる素敵な場所、コインランドリー。私の毛布をよろしくお願いいたします。もっふり。

@chihane19
つらつらと。